出口からみる収益不動産投資: 和合実が教える成功の決め手! 実例編/不動産の見方、買い方、儲け方
- 清文社 (2007年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784433371067
感想・レビュー・書評
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やや古いか。純粋なケーススタディは意外と類書にないと思った。
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ケースが非常に豊富な点が一番良かった。物件の広告・概要から始まり、取得、もしくは取得断念の意思決定に及ぶまでの熱いストーリーが詳しく叙述されており、広告に書かれていない点や不動産屋さんが教えてくれない情報以外についてどういった点を調べ、考慮していくべきかが書かれており、非常に勉強になった。
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中古ワンルームを買って、利回り10%で(実質は7%ぐらい)、投下資本を回収したあとには何も残らないのに何がうれしいんだろう、という疑問に答えてくれる良書。ここ数日、不動産の本を多量に読んでいるが、ようやくまともな意見を見た。どうもロバート・キヨサキの本を読んで不動産を始めようという人が多いらしく、利回りの高い「お宝」をいかにして手に入れるか、という内容の本が多いが、価格だけでなく価値もきちんと判定しないといけないという当たり前の考え方がきちんと書かれており好感が持てる。
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実例から見る不動産投資の本。 著者である和合氏の本はこれが初めてであるが、同氏の不動産に対する真摯な態度が伺える。
成功談だけを取り上げてあおるようなことをせず、結局手を出さなかった物件なども記載しており、不動産投資がどの様なものであるかを感じることが出来る本である。
特に"出口をイメージして投資する"ことの重要性は不動産投資ならではの考え方かと思う。 通常の株式投資と異なり、不動産法規や税金の知識が必要なことは言うまでも無く、金利動向、地域動向など不確定要素を読みながら舵取りをしてゆかなければならない部分が不動産投資の醍醐味なのだろう。(まだ不動産投資に手を染めていないのでこれからなのだが)