なぜ日本人は「ごんぎつね」に惹かれるのか: 小学校国語教科書の長寿作品を読み返す

著者 : 鶴田清司

• 明拓出版 (2005年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

親と子とが共に読める新美南吉の最高傑作。小学4年生の子をもつ父兄なら必読の1冊。「ごんぎつね」に感動する日本人の気持ちは廃線跡を訪れる鉄道ファンの心理に通じる。童話を通じて「日本人」を考える教養の書。

感想・レビュー・書評

[A.OKIさんの感想 · 2009年4月16日]

「やさしさ」って何？　わたしたちの中にある「やさしさ」の見直しをしてみるのは大切な事だと思う。元来理解し合えぬ者同士に過ぎない私たち人間が、そのハードルを越えて理解し合うことができるのかどうか。そんな事を問い直しつつ、生きていきたいと思う。

著者プロフィール

都留文科大学教授

「2019年 『新しい時代の教育方法　改訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」