シ-ボルト博物学: 石と植物の物語

著者 : 大場秀章 田賀井篤平

• 智書房 (2010年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

19世紀初頭、シーボルトは日本中から多くの標本を持ち帰った。それらは植物、動物、生活、鉱物と多岐にわたり、当時の日本を生き生きと甦らせる。オランダから帰って来た東大の植物標本、200年ぶりに初めて明らかにされる鉱物標本。この本はシーボルトの標本の魅力を極めた一冊である。

感想・レビュー・書評

[萵苣(chisya)さんの感想 · 2023年4月28日]

シーボルトが日本で集めた植物や鉱物の標本。
鉱物はシーボルト由来以外のものも補完のために載ってます。

著者プロフィール

1943年東京生まれ。東京大学名誉教授、同総合研究博物館特招研究員。理学博士。主にヒマラヤの高山や世界各地の乾燥地帯をフィールドに植物の多様性、ならびに植物文化史の研究をする。著書に『バラの誕生　技術と文化の高貴なる結合』（中央公論新社、1997年）、『はじめての植物学　植物たちの生き残り戦略』（筑摩書房、2013年）、『牧野富太郎の植物愛』（朝日新聞出版、2023年）などがある。

「2024年 『牧野富太郎と植物研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」