作品紹介・あらすじ
誘拐事件のドサクサの中、サディスト王子のプロポーズを受けてしまった少女ルゼ。時折現実逃避はするけれど、結婚準備を始め、王子の手駒を育てるうちに徐々に覚悟も決まってくる。時を同じくして、新たに明らかになる敵対組織の謎と、とある地域の怪しげな動き。それらが鍵となり、一連の聖女襲撃事件の真相がついに明らかになる!? 果たして黒幕の正体は? その目的は――。ついでに未だキスも出来ない二人に進展はあるのか? 大人気新感覚ファンタジー、激動の第七巻!
感想・レビュー・書評
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誘拐事件で確保した傀儡師たちの住居に出没する霊を追い払ったり、ウィシュニアの身分違いの恋にヤキモキしたりと忙しいルゼたち。
そんな中、エリネ様がノイリに会いに行きたいと言い出して。
相変わらずのドタバタ。
今回はギル様が誘拐?!もっと違うアクシデントは無いんかー。
だんだんと黒幕の正体が明かされては来てるけど。
今回はギル様がちょびっとお気の毒。
10代の男子には心の傷になっちゃうよー。
それでも、少しづつギル様とルゼの仲も近くなってきたかな。
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前回はルゼが誘拐され、今回は王子様が誘拐され。なかなか忙しい。
洗脳系の能力はやっかいだなぁ。読んでるだけでストレスたまるわ
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プロポーズを受け、ノイリ達の誘拐の黒幕達が何となくあらわれてきたけれどただの愉快犯でサイコパスな感じ。
しょうもない感じの目的に犠牲者出しまくりなのに敵も味方も罪悪感とか怒りとかその辺が欠落してる感じでモヤモヤする。
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表紙のルゼが凛々し過ぎる…。
黒幕の一味の正体、動き、動機が判明。
魔族の王達と協力して誘拐されたギル王子を奪還。
巻末には結婚式の話もでて甘めで終わり。
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相変わらず楽しく読めて失速なし。
ちょっとしたルゼトギルのラブシーンもどき有り。
聖女エリネを含める地下世界のノイリ訪問の旅。
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ギル様が不憫なこの1冊。もうちょっとなんとかしてあげたい気持ちがムクムクです(笑)そうか、この二人にちょっとした大人テイスト恋愛を求める私が悪いのか(笑)
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イラストがどんどん微妙になってく…
その分、内容はどんどん面白くなってるかな
?
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前半は小さな色んなことが起こり過ぎてイマイチ話に入っていけませんでしたが、中盤からは良かった。ギル様が誘拐されてからの展開が面白かった。また誘拐されてるよ(笑)とか思ったわ。聖女様御一行、地下を訪問。そして物語も終盤に近づいているのかな?ルゼの因縁の黒幕に繋がる人物も登場して、ルゼよりも強い傀儡術士なんかも登場したりと大きく物語も動いてます。
でも一番良かったのはやっぱりギル様でしょうか。ルゼの方が男前すぎてギル様乙女かwwとか思ってしまった。笑ったわ~。2人の結婚式がどんな風になるのか楽しみです。是非そこまで描いて欲しい。
著者プロフィール
愛知県在住。2003年よりwebにて小説を発表。2009年、「詐騎士」にて「アルファポリス第2回ファンタジー小説大賞」読者賞受賞。2011年に同作品で出版デビューに至る。
「2020年 『詐騎士8』 で使われていた紹介文から引用しています。」
かいとーこの作品