ハとガの謎をとく―助詞「は」と「が」の原理

著者 :
  • ブイツーソリューション
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434189616

作品紹介・あらすじ

ハおよびガのはたらきをそれぞれの単一の原理によって説明。著者が到達したハとガの根本原理を解説する。

感想・レビュー・書評

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  • 【新着図書ピックアップ!】助詞のハとガの使い分け、日本語の環境下で育ったものは子どもであっても自然とやってのけるが、実は日本語学分野において原理が未だ解明されていないというから驚き。

    著者いわく「日本語文法最大の謎」だそう。これまでの研究ではハとガの使い分けは「いくつかの原理を組み合わせることによって説明できる」とされてきたが、著者によると「『いくつかの原理』など『原理』ではない!」とのこと。確かに。

    考えてみればハとガ、似ているけど全然違う。例としてあげられている俵万智の句に思わず笑ってしまった。「『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」。冒頭部の助詞を「ハ」に変えてみると「『この味はいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」。「ハ」に変えただけでなんかカチンと来るのはなぜ!?(笑)

    [New Book!] The use of "ハ" and "ガ", the postpositional particles in Japanese, is the biggest mystery of Japanese grammar. These two are similar, but totally different. This book is here to reveal a principle of difference between "ハ" and "ガ".

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