絵画と都市の境界: タブローとしての都市の記憶

著者 :
  • ブリュッケ
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  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434199257

作品紹介・あらすじ

中世に誕生したヨーロッパの都市文化の歴史とは、近代社会へと至る都市の成熟していく過程といえるだろう。本書では、その都市の風景の中に、都市で営まれた人々の生活の痕跡を、そして近代という理念を探し出そうとした。経験知あるいは行動知としての旅から紡ぎだす都市論である。

感想・レビュー・書評

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  • 【新着図書ピックアップ!】絵画を通して都市の今昔を解説するという、とてもユニークな本。街の成り立ちを知ることによって、その街の今が見えてくる。旅行のガイドブックとしても利用価値大。
    [New Book!] We see the growth of the city through the art. This book can also serve as a travel guidebook.

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著者プロフィール

1954年東京生まれ。1979年早稲田大学大学院修士課程修了。1985年DAAD西ドイツ政府所給費留学(アーヘン工科大学)。『北ドイツ表現主義建築の研究』で工学博士(早稲田大学)。東京造形大学教授、早稲田大学非常勤講師。専門はドイツ近代建築史。2019年に『ブルーノ・タウト研究─ロマン主義から表現主義へ』(ブリュッケ、2017)で日本建築学会著作賞受賞。著書に『ドイツ表現主義の建築』(鹿島出版会、1989)『世紀末の都市と身体─芸術と空間あるいはユートピアの彼方へ』(ブリュッケ、2000)、『芸術と民族主義─ドイツ・モダニズムの源流』(ブリュッケ、2008)、『絵画と都市の境界─タブローとしての都市の記憶』(ブリュッケ、2014)、『分離派建築会─日本のモダニズム建築誕生』(共著、京都大学学術出版会、2020)、『田園都市と千年王国─宗教改革からブルーノ・タウトへ』(工作舎、2021)。建築設計に「横浜人形の家」(商業環境デザイン大賞、神奈川県建築コンクール優秀賞受賞、1986)、「渋谷東急百貨店東横店」(北米照明学会特別表彰受賞、1988)。

「2022年 『桂離宮のブルーノ・タウト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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