居酒屋ぼったくり (3)

著者 :
  • アルファポリス
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434203503

作品紹介・あらすじ

東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。
名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、
そして今時珍しい義理人情がある――
全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載!
旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の第3巻!

感想・レビュー・書評

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  • 3を読まずに4を借りてしまった。
    4と5を先読みしたからわかる、美音と要の関係にニヤニヤ(笑)

    猫たちの里帰り?あの猫たちにも家族があったことが記憶に残っているといいな。

    • アールグレイさん
      cherryさん!
      居酒屋ぼったくり、この本は順番に読むことをおすすめしま~す!
      楽しんで下さいね!
      ヾ(^▽^)ノ
      cherryさん!
      居酒屋ぼったくり、この本は順番に読むことをおすすめしま~す!
      楽しんで下さいね!
      ヾ(^▽^)ノ
      2024/01/23
  • 居酒屋ぼったくり3冊目。

    料理とお酒の話は尽きることなく。

    お酒飲まないのですが、この本を読むと、どういう感じで売られているのかまで見たくなります。(今度スーパーで探してみよう)

  • これで三冊目のぼったくりさんです。

    残念なことに、私はお酒が一滴も飲めない…
    (お注射のアルコール綿ですら真っ赤になってしまうので…)
    なのに、お酒の銘柄にだけは、やけに詳しくなっている気がする(笑)

    今回は楽しみにしていた猫ちゃんがいっぱいで嬉しい♪
    ウメさんの家の「猫会」で、あの仔猫ちゃん兄弟の再会。
    あ~参加させて頂きたい!
    タクちゃんも元気そうで安心しました~。

    そして#冬が終わりを告げる日がとても良かったです。

    両親との楽しい節分を思い出すのが辛くて、
    何年も恵方巻を食べられなかった美音と馨。
    「今と比べるから辛く感じる。
    でもそれ自体は楽しかった思い出。」
    上塗りして消してしまいたくない思い出には付箋を貼ればいい。
    前の付箋を剥がしたくなければ重ね貼りすればいい。
    古い付箋を見るのが辛くなくなるまで新しい付箋で隠してもらえばいい。

    付箋か…、気持ちが楽になりますね。
    要は本当にいいことを言ってくれます。
    恋の進展はまだ先のようですが…。

    • koshoujiさん
      こんばんは。
      青髭にいいねをいただきありがとうございます。
      懐かしくもあり、気恥ずかしくもある私の青春の一コマです。

      上塗りして消...
      こんばんは。
      青髭にいいねをいただきありがとうございます。
      懐かしくもあり、気恥ずかしくもある私の青春の一コマです。

      上塗りして消してしまいたくない思い出には付箋を貼ればいい。
      前の付箋を剥がしたくなければ重ね貼りすればいい。
      古い付箋を見るのが辛くなくなるまで新しい付箋で隠してもらえばいい。

      良い言葉ですね。何故か読んでたら涙が出てきました。
      2015/09/01
    • 杜のうさこさん
      こんばんは~♪
      コメントありがとうございます!
      急に涼しくなって、思い切り本が読めると意気込んでいた矢先に、体調を崩してしまいました(泣...
      こんばんは~♪
      コメントありがとうございます!
      急に涼しくなって、思い切り本が読めると意気込んでいた矢先に、体調を崩してしまいました(泣)
      久しぶりのブクログ、いつのまにやら花丸がいいね!になっていてびっくりです。
      青髭…素敵な青春の思い出に胸がキュンとしました。
      koshoujiさんのレビューはいつもそうですが、かつての乙女心が刺激されてしまいます(#^^#)

      「付箋で…」なんか、とてもいいですよね。
      共感していただけて嬉しいです。
      私自身、情けないほどの泣き虫なので
      この表現に助けられた気がします。

      季節の変わり目ですが、
      koshoujiさんも体調を崩されませんように。。。
      2015/09/01
    • koshoujiさん
      おはようございます。仕事で秋田に来ています。
      杜の都は寒くなり、半袖では耐えられず長袖を着ていたので、北に位置する秋田のほうが寒いと思い長...
      おはようございます。仕事で秋田に来ています。
      杜の都は寒くなり、半袖では耐えられず長袖を着ていたので、北に位置する秋田のほうが寒いと思い長袖で来たら、こちらのほうが4度も温度が高く、半袖で充分でした。
      不思議な気候です。

      そうそう、いつの間にか、花丸じゃなくて”いいね”になっていましたね。私もびっくりしました。

      ところで、この本、表紙が漫画チックなので、てっきり漫画だと思ってたのです。
      それにしては、良い台詞だなあ、と感心していたら小説だったのですね。
      今度、図書館から借りて読んでみようと思います。
      それではお体ご自愛ください。
      追記:青髭についての感想はブログのほうでより詳しく書いています。お暇なときにでもご覧ください。<(_ _)>
      2015/09/02
  • シリーズ3冊目ともなると、登場人物が知り合いのような気がしてきて、心も温まる。今回もおいしそうな料理と日本酒がたくさん出てくる。
    偶然、発泡性の日本酒『松竹梅 白壁蔵 澪』をスーパーで見かけた。とてもきれいな濃いブルーのボトルで、デザインもステキだった。アルコール度数も5%で、手軽に飲めそう!今度ぜひ!!

  • 『ぼったくり』なんて屋号の居酒屋、入るのに勇気がいるよね。
    だけど、一度入ったら、常連さんになってしまう。
    そんな魅力のある居酒屋。
    美味しそうなお料理と、それにあうお酒。
    おすすめのお酒に「スパークリング清酒 澪」が登場。
    日本酒はほとんど飲まないのですが、この「澪」は大好き!
    なんだかうれしくなってしまいました。
    既刊の第4弾、読まなくちゃ!

  • 飲みたいなあ
    飲めるようになりたいなあ
    飲みながら
    語り合えるような
    そんな器量をもてたらなあ

  • 前作で、店にいない客の話を客の間で出す。のが嫌だなーと思っていたが、なぜか、今回はそこにひっかからず。

    さらっと読めるのがこのシリーズの良いところ。
    ただ。。
    残業から帰ってきて夕飯を抜いている身としては、酷な本だった(笑)
    おなかすいた。。。

    思い出を上書きするのではなく、付箋のように貼っていく。という捉え方、すごくすてきです。
    ますます、要氏の好感度アップ(笑)

  •  今回はちょっと暗雲立ちこめる展開もあったけど、相変わらずの飯テロ。特にこの季節はいいですねー。
     どんなものであれ、本質が一番大事。それに救われた人は多いんじゃないかなと。あと思い出を塗り重ねるものであるけど、付箋のように重なってもまた剥がして見れるっていうのは良くも悪くも。。。と思った。結局は自分の中で「こなされれば」いいのかなって思う。

  • その料理に合う日本酒の銘柄は何か?そして燗にするか冷やのままか?常にその相性を考え、最適の組み合わせを提供する『居酒屋ぼったくり』の女店主。
    作品を書く著者自身が、それを究めていなければ書けない。知識だけではない薀蓄、著者はよほどの酒好きか、酒豪?

    『冬が終わりを告げる日』の中で語られている言葉―人生の想い出は上塗りするのではなく、付箋の重ね貼りでいい、下の付箋を見たくなったらはがせばいいーなんとなくいい言葉。

  • お酒は飲まないけど、行ってみたい。

  • 前巻で、常連さんたちが
    それぞれ引き取ってくれた子猫たち。
    ひさしぶりに一同に会して
    遊ばせてあげようという話になり
    ウメさんのお家で即席猫カフェ。

    マサさんに高血圧の症状が出て心配した美音は
    居酒屋で出すメニューも考えなければと悩むが
    要にそこまではやりすぎ、と一刀両断される。

    あいかわらず
    おいしいお酒と料理に和むわ。
    しかし、酒類をいったい何種類キープしてるん!?
    やりくり大丈夫か(^◇^)
    例の新客(要という名でした〜)
    たまにしか来ないのに
    ボソッと痛いとこついてくる。

  • 今回も美味しそう。
    仕事終わりの息抜き読書にとても良い塩梅の本です。
    つづきも読みますです。はい。

  • 酒とおつまみと人情がおいしいシリーズ第3弾

    毎度毎度するする呑め……じゃなかった読める作品
    この本に出てくるお酒はどれもおいしそう。
    美音さんの口を通して語られるお酒の談義に作者がいかによく調べて話に持ってきているのかがわかる。本当にお酒が好きなんだろうな。
    そして今回は久しぶりに出てきた人がちらほら。1巻で出てきた話題なんかもあってこの巻を読んだ後に1巻を読み直したくなった。
    この巻ではリョウとアキの仲が少し気になった。姉弟のような関係が変わるのかな?
    要さんと美音さんの関係は相変わらずつかずはなれず。皮肉屋の要さんが素直に褒める機会が増えたのは心境に変化が出てきたのかな?というのも気になるところ。

    コルドン・ブルーは初めて聞いた料理だけどとてもおいしそうだった。
    焼酎に前割りという飲み方があるとは知らなかった。
    まだまだ知らない知識とおいしいお酒を物語にのせて紹介してほしい作品。

  • 安定の展開。と言うより、もう少し何か展開がないかしら!とさえ。
    近所の社宅が売りに出され、ちょっと不穏な空気も感じるけど、要さんとの距離も相変わらず。
    お酒の薀蓄には磨きがかかってきたかも。
    つい、何度飲んでもダメな発泡の日本酒を飲んでみたい気持ちになる。
    カリカリのチキンソテー。低温から焼くのがコツだって。
    ダイエットの白滝の焼きそば。
    中華風ロールキャベツ。
    寒い時期に染みる、小田巻蒸し。
    家族の思い出の恵方巻き。
    葉わさびの醤油漬け。
    ひな祭りのちらし寿司。
    分葱の親子丼。
    今回も美味しそうだった!

  • 今回は料理マメ知識がたくさん。ゆで卵とかチキンソテーとかすぐ活用できるワザが嬉しい。
    アキとリョウの雰囲気はいいなぁ。
    そんなふうに美音も要のエリアにどんどん入っていってほしい。立ち入り禁止のわけないよ。

  • シリーズ3巻目。居心地よくなりすぎて私まで常連さんみたいに。
    またおいしいお料理を教えていただきました。

    そっか~お店に行かなくてもコンビニで買おうって気にさせてくださって、それでも美音さんはOKなんですね。なんて懐の深い方。ちょっと日本酒にも挑戦してみたくなりましたが、どのお料理とどう合う合わないがあるのではやはり素人には難しいのかな。続きを楽しみにしてます。

  • さらりと読めます
    次も読みます

  • 「猫の絆 人の絆」
    運動不足を解消する為。
    飼い方によって個性は出てくるだろうが、ただ甘やかすだけではなく躾をするのも飼い主の務めだろう。

    「本来の価値」
    お互いにwin-winな事。
    お酒の飲み方も知らないのに、ちゃんぽんして飲んだくれていたら体調を崩すのは当たり前の事だろう。

    「距離の取り方」
    運動不足とダイエット。
    好みのものを差し入れされたら嬉しいが、それが数字になって現れてしまったら複雑な気持ちになるな。

    「木枯らしが吹く季節」
    聞いてしまったが故に。
    自身が出す料理が関係しているかもと言い出したら、訪れる皆に持病などを尋ねなければならないだろ。

    「冬が終わりを告げる日」
    決めつけて怒った後は。
    何故そうなってしまったのか原因を考えるよりも先に、嘘をついてると根拠もなしに怒るのは違うだろ。

    「再会の春」
    SNSを使って探しても。
    便利な世の中になったとはいえ、曖昧な情報だけで一人の人間に辿り着くには素人では中々難しいだろ。

  • 美音は客に感情移入しすぎるのではないか。
    でも「お節介」かもしれないがそれが常連客には心地良いのだろうし、下町人情というやつなのだろう。
    ただやはり一見さんには入り辛いかな。
    要は、仕事や距離の問題もあるかもしれないが、どこかで一線を引きたい部分もあるかもしれない。
    相変わらず、酒や料理の描写は秀逸。

  • いつもの感じで、のんびり酒と肴を楽しみなが読みました。これを読むといつも出てきた料理を作りたくなったり、新しいお酒を買ってきたくなり、実際にそうしてしまいます。今度の週末はロールキャベツとレンコンのはさみ揚げを作ります。

  • 食べ物がとっても美味しそう。作ってみたくなりました。

  • 第3巻

    今回は絆の物語が多かった気がします。

    美音と要、アキとリョウの関係が今後どーなっていくのか楽しみになった1冊でした。

    最後の「再開の春」はちょっと涙が出そうになりました

  • 今回も楽しかった〜
    さっと読めるお話だから合間合間で読むのに適してる!
    要の胃袋をどんどん掴んで言ってる美音ちゃんの料理の表現だったり、美音ちゃんの心模様の表現がドキドキして大好き〜
    いつくっつくのかな

  • 20240220

  • シリーズ通して大きな変化はなく、読みやすくはあるが残らない。少し食傷気味になってきた。
    それでなくとも最近は本を読むペースがガタ落ちなので、どうしたものか…

  • 以前人と待ち合わせをしたときに時間があったので途中まで本屋さんで立ち読みしていたものの続き。うーん……素敵。こんなお店が近くにあればいいのに、と凄く思います。おいしそう。この物語に出てくる食べ物もお酒も何もかもおいしそうで、文章の飯テロですね。続きも図書館で予約せねば。

  • おもろい

  • 商店街の中にある居酒屋のお話。
    店主姉妹と常連客たち、そしてお客さんたちの交流がほっこりします。年齢も性別もバラバラだけど「美味しいもの」で繋がっている人たちの、ちょっとお節介だけど、でも踏み込み過ぎない距離感がいいです。
    私は体質的にお酒が一滴も飲めないので、お酒の味がわかって、作品中のお酒の蘊蓄がわかれば、もっと楽しく読めるのに。残念です。

  • 軽いのりがだんだん苦痛になってきた。4巻まで買ってしまったが断念、料理と酒のネタに興味あるうちは読めたけど、常連の家族の話と恋愛話が全然入ってこない、ムリ。文体が合わないとしか言えない。

  • ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00532340

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著者プロフィール

2012年4月よりオンラインにて作品公開開始。2012年10月、「いい加減な夜食」にて出版デビューに至る。他著書に「居酒屋ぼったくり」(アルファポリス)他、「幸腹な百貨店」(講談社)、「放課後の厨房男子」(幻冬舎)などがある。

「2020年 『居酒屋ぼったくり5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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