わたしがヒロインになる方法: Wakaba & Yuma (エタニティブックス Rouge)

著者 :
  • アルファポリス
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本棚登録 : 14
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434212116

作品紹介・あらすじ

面倒見が良く料理好きな鏑木若葉は、周りから〝お母さん〟と呼ばれる地味系OL。そんな彼女が突然イケメン上司にお持ち帰りされてしまった! 口は悪く、性格も俺様な彼なのに、ベッドの中では一転熱愛モード。恋愛初心者の若葉にも一切容赦はしてくれない。そのまま二人は恋人のような関係を築くのだけど、脇役気質の若葉は、彼の溺愛ぶりにただただ戸惑うばかりで……。脇役女子が世界一幸せなヒロインに!? 甘く濃密なシンデレラ・ラブストーリー!

感想・レビュー・書評

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  • 【ネタばれ感想注意】

    地味系OLの26歳ヒロインはある日、片想いの相手でもある34歳ヒーローと同僚とで一緒に夕食を食べる事になります。
    食後に同僚と別れ2人っきりになると何故かバーに誘われ、ポートワインをすすめられるのでした。

    元はWEBに掲載されていた作品を書籍化したようです。

    ヒーローの苗字が「御影」というだけで、某ゲーム内の職業は裁判官だけど愛車はバイクというギャップが堪らない攻略キャラを思い出し、性格を知る前から好印象を抱きました(笑)!

    ちなみに、男性が女性にポートワインをすすめると「今夜は帰したくない」という意味深な意味になるという事を初めて知って大変勉強になりました。

    ヒーローはヒロインが処女だと知っていながら、初めてで3回、2回目は5回(!)致しているのが鬼畜だと思いました(笑)。
    しかし、ヒーローが肉食系の割に1年間ヒロインをはっきりとした態度で誘う事も出来ず、結局はお酒の力を借りてお持ち帰りするという結果が少し、「…何だかなー」と思ってしまいました。(^_^;)

    あと、ヒロインが26歳とまだ若い小娘だからかもしれませんが、月経中である事をヒーローに恥ずかしそうに伝える様子に、もっと堂々と当たり前の生理現象のように伝えなよ!と少しイラッとしてしまいました…。

    恋愛にトラウマを抱えていたヒロインを、ヒーローは大きな愛情で包み込んでくれます。
    Hシーンは数回あり、省略される事なくきちんと避妊描写があったり、前戯や毎回○ンニを欠かさないヒーロー(一応、今迄結構なTL小説を読んでいますが、この行為をしてくれるヒーローが描かれているのは少なかったりします)が本気でヒロインを大切にしていると感じられ、好印象の作品です。
    ただ、ヒロインとヒーローが交際している事が発覚した時の社内の様子が恋愛脳過ぎて、ヒーローが社内でも有名なイケメンだったりと以降の話の展開上仕方ないのかもしれませんが、少し過剰な反応のように思いました。

    ラストは、始まりのバーで今度はヒロインがシェリー酒を飲みたいとヒーローに告げるのが憎い演出で素晴らしかったです。

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著者プロフィール

2014年よりWEBにて小説を掲載。2015年に「わたしがヒロインになる方法(旧題:Supporting Actress)」が人気を博し、出版デビューに至る。

「2020年 『俺様御曹司は元令嬢を囲い込みたい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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