異世界コンビニ (1) (アルファポリス文庫)

著者 :
  • アルファポリス
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434227455

作品紹介・あらすじ

大学時代から近所のコンビニで働いている、23歳の奏楽。今日も元気にお仕事――のはずが、なんと異世界の店舗に異動になってしまった!? と言っても勤務形態は変わらず、実家からの通勤もOK、加えて時給がぐんと上がることを知り、働き続けることに。そんな異世界コンビニにやって来るお客様は、王子や姫、騎士などファンタジーの王道キャラばかり。次第に彼らと仲良くなっていく奏楽だったが、勇者が来店したことで状況が変わりはじめ……

感想・レビュー・書評

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  • 主人公ソラがなかなかの毒舌で、最初は面白く読んでいたのですが中盤辺りからだんだんと鼻につくようになり、最後の方はけっこう嫌いになってました。

    店長に対して特に毒舌なのですが、あくまで店長とバイトという関係だと主張するなら、あまりに馴れ馴れしいというか、いくらバイトでも23才なのだから、そろそろ社会性を身に着けたらどうなのだろう。
    就活中の主人公、落ちまくっているそうだけど、そういう面を見抜かれているのでは?

    これで店長と付き合ってるなら、私生活も一緒だからと言い訳も立つんだろうけど。
    ちなみに後から出てくるキャラに対しても、そんな感じなので、単純にそういう性格なんだろうな。

    ただ、ソラが店長に対してずけずけ言う態度なのは、店長がひたすら甘やかしたから、という理由もありそう。

    出てくるキャラはそんな多くないし、小難しい話というわけでもないので、主人公の性格に目をつぶれば楽しく読めます。
    張られた伏線も回収しているし、ラストは次の巻へとつづく終わり方なので、機会があればつづきも読んでみたいです。
    あーでも主人公は勇者のおかんに変わるといいなー。

  • なかなかの悪口ですが、それは気を許している人相手だからなのでしょう。このノリは好き嫌いあるかもしれない。

    店の外に出られないというのは、店員としてはなかなか辛いところもあるかもしれませんが、そこはきっと警備員さんが何とかしてくれるんだろうな。

    世界のど真ん中にやってきちゃったけど、今度は文化汚染が始まってしまわないだろうかと心配です。

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著者プロフィール

茨城県在住。「アルファポリス第7回ファンタジー小説大賞」特別賞を受賞し出版デビューに至る。

「2020年 『訳あり魔導士は静かに暮らしたい2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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