総務部の丸山さん、イケメン社長に溺愛される: SATOMI & KENGO (エタニティブックス Rouge)

著者 :
  • アルファポリス
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434238000

作品紹介・あらすじ

アパレル企業の総務部で働く丸山里美は、何故か昔から、存在感がとても希薄。あまりの目立たなさから“総務部の幽霊さん”とあだ名されるほどだった。そんな里美が、華やかなルックスの社長、健吾に突然目をつけられる。「……おいしいスイーツに飽きて、たまには庶民の味を口にしたくなっちゃったのね」。自分の位置づけをそう解釈し、里美は束の間の夢として、彼と付き合うことにした。けれど、健吾のほうは、本気も本気。里美にド執着してきて……!?

感想・レビュー・書評

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  • 存在感の薄さ故、社内では「幽霊さん」と呼ばれている総務部勤務の25歳ヒロインと、ヒロインが勤める会社の創始者の孫で新社長となった30歳ハイスペックイケメンヒーローとのオフィスラブストーリーです。

    あらすじを読んで楽しみにしていた作品です。
    地味系OLがイケメン(社長)に溺愛されるというお話が、夢物語で好きです(笑)。

    しかし、「幽霊さん」って呼び名は親しみがこもっているのかな〜と、個人的には少々疑問でした。(^_^;)

    総務部勤務で、どんな雑用でも真面目に取り組むヒロインの仕事の姿勢に好感を持ちました。
    やっぱり、仕事に真面目なヒロインは読んでいて安心します!

    ただ、好きな作家さんなのですが、今作は正直微妙でした。
    恐らく、ヒーローがハイスペックイケメン過ぎてモテモテの為、過去の女性達の陰がちらつき過ぎた所為かと…。
    あと、ヒーローがヒロインを好きになった理由が弱いというか、以前から早い時間に出社してひっそりと雑事をこなしていた真面目なヒロインに好意を持っていた…というのではなく、最近になってヒロインの事を聞いて興味を持って近付いてきた…という感じだったので、がっかりしてしまいました。
    ヒロインの方も仕方ないとはいえ、頑な迄にヒーローの好意を受け入れずに卑屈過ぎたのも、読んでいて疲れた原因かなと…。
    更に、H時にドSになるヒーローとドMなヒロインも苦手でした…。

  • そこにいるのに、存在として認識が薄い主人公は
    社長に目をつけられる。

    幽霊さん、とあだ名されてますが
    やっている事は小人さん。
    縁の下の力持ち以上に、支えまくっている主人公。
    これはこれで、仕事ができる状態でいいな、と。

    一応双方に、壁のような柵のようなライバル(?)が
    出てますが、主人公の方がさらっと終了。
    結構説明文? が多かったので、拍子抜けでした。

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著者プロフィール

2014年に「とろける薔薇にくちづけを」(KADOKAWA)でデビュー。

「2020年 『蜜甘フレンズ ~桜井家長女の恋愛事情~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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