牙の魔術師と出来損ない令嬢 (ノーチェ文庫)

著者 :
  • アルファポリス
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本棚登録 : 16
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434241901

作品紹介・あらすじ

魔力をほとんど持たずに生まれたウルリーカ。彼女は、強い魔力を持つ者が優遇される貴族社会で出来損ない扱いをされている。だけどある日、エリート宮廷魔術師フレデリクとの縁談話が舞い込んだ! 女王の愛人と噂される彼からの求婚に戸惑うウルリーカだが、断りきれず、偽装結婚を覚悟して嫁ぐことに。すると、予想外にも甘く淫らな溺愛生活が待っていて――? 落ちこぼれ令嬢に訪れた、とっておきのラブロマンス! 文庫だけの書き下ろし番外編も収録!

感想・レビュー・書評

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  • ヒロインのこと好きすぎる魔術師ヒーローくん。オンオフはっきりしてるわ(笑)仕事はいろいろと話せないほの暗いとこもあるけどね。表紙の猫ちゃんはまぁあれだ。わかりやすい見た目ではあるね。女王も幸せになってほしいなと思ったらスピンオフ出てるのね。

  • 魔力の強さ。この世界では大切なことなのかもしれないけど、それが弱いというだけで、差別していい。ということにはならない。差別されてしまう状況の中で、諦めずに自分ができることを探しているウルリーカはすごいと思う。挫けそうになっても、強くなろう。と思い続けるのは難しいだろう。
    そんなウルリーカだから、フレデリクは好きになり、何としてでも結婚したいと思ったのかも。その夫以外にも味方となってくれる人がどんどん増えていくのを見ると、嬉しくなる。これまで苦労したのだから、人一倍幸せになって欲しいから。

  • レジーナ文庫で大人乙女向けがあると知って、こちらの作者様の作品を見かけ、
    合わせてノーチェでもつながりのある作品もあるのか…と3冊合わせて購入。
    レジーナのものよりこちらを先に読んでしまったのですが、
    世界観が共通という程度のようなので特に気にせず読めました。
    ちなみに女王様の方もすでに購入済みです。
    レジーナ文庫と比べるとノーチェに引っ越していたのもあってか、
    とにかく桃色シーン満載でした。
    世界観もお話もしっかりファンタジックに作られていつつも、
    ことあるごとに手を出しちゃう旦那様が…イチャイチャしまくりです。
    お話の方は全てすっきりとはいきませんが、二人は幸せになれそうですし、
    ハッピーエンドにはちゃんとなってます。
    個人的に、初夜はもうちょっと突き放して流されまいとしてもよかったかな…と。
    まぁそこから先が長いので二人の間のすれ違いは割とあっさり終わるんですけど。
    ただ、これを読むと女王様のお話も色々気になって、
    そっちを読めばすっきり…できるのかな?
    ノーチェの2冊は共通の登場人物もいそうなので、
    女王様のより先にこちらを読んでよかったなとは思います。

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著者プロフィール

静岡県在住。ファンタジー好きが高じて小説を書き始め、2014年連載開始した「鋼将軍の銀色花嫁」で出版デビューに至る。

「2020年 『熱砂の凶王と眠りたくない王妃さま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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