自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。 (1) (レジーナ文庫 レジーナブックス)
- アルファポリス (2019年1月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434254529
作品紹介・あらすじ
優秀すぎて退屈な日々をすごしていた王太子セシル。ところが宰相の娘バーティアと婚約するや退屈とは無縁な日々が始まる!「セシル殿下! 私は悪役令嬢ですの!!」。彼女の繰り出す言葉は理解不能なことばかり。なんでもバーティア嬢には前世の記憶があり、『乙女ゲーム』なるものの『悪役令嬢』なのだという。そんな彼女の目的は、立派な悪役になって婚約破棄されること!? ネットで大人気、異色のラブ(?)ファンタジー開幕! 文庫だけの書き下ろし番外編も収録!
感想・レビュー・書評
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書き下ろし番外編『青春を謳歌したい』バーティアが演劇サークルに入ったのだが、悪役を演じたいがるのを止めてほしいと会のメンバーに頼まれたセシル王子は…。
何もかもハイクラスなセシル王子が、バーティアで遊ぶのが楽しい、出だしから楽しめてストレスの無い作品。 -
悪役令嬢モノ、転生モノは、飽和状態にあるなかで、ちょっと視点が違っていてくすっと笑える。
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優秀すぎて退屈な日々を過ごす王太子セシルに婚約者ができる。婚約者バーティアは、前世の記憶をもち、自身が「乙女ゲームの悪役令嬢」であることを受け入れ、立派な悪役になり婚約破棄されることを目指す。が、バーティアは悪役令嬢には程遠い真っ直ぐでぶっ飛んだ子。セシルの退屈な日々は終了し、バーティアを観察することを楽しむセシル。【観察記録】ということで、通してセシルの視点で物語が進んでいむ、バーティアが8歳〜15歳までのお話。
イケメンキャラにきゅんきゅんする、とかいうことはないけど、バーティアやその周りがぶっ飛んでるのと、そこに対するセシルの冷静なツッコミがいい塩梅で楽しかった。 -
「悪役令嬢フェア」で紹介した作品。いちゃらぶを浴びたい人向け。
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悪役令嬢転生ものですが、婚約者目線のストーリー。外見と内面を磨いて「一流の悪役令嬢」を目指すバーティア、明晰すぎる頭脳を持つ王太子セシル。優秀すぎるセシルにとって唯一予測不能なバーティアは自分を楽しませてくれる存在として特別な存在になる。バーティア身分制度の貴族社会でも謙虚に他者を思いやっていて、周りに好かれて可愛がられてヒロインにふさわしい。漫画を先に読んでますが、イラストが残念。
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悪役令嬢「が」婚約者「を」観察しているのかと思ったら違ってた
主人公が、ちょっと残念なご令嬢だけど
婚約者の王太子様が腹黒だからちょうどいい? -
悪役令嬢として頑張ろうとしているのに、何故か多くの人に愛されまくっているバーティア。そんなバーティアをセシルと一緒に観察したくなる話だった。大好きなセシルの幸せを願って、ヒロインとのハッピーエンドを画策するのが面白い。セシルとのすれ違いっぷりや、全く周りのことが見えていない鈍感さも。ヒロインとバーティア。この2人にはまだまだ秘密がありそう。