現場検証 平成の事件簿 (柏艪舎ネプチューンノンフィクションシリーズ)

著者 : 合田一道

• 柏艪舎 (2019年3月5日発売)

作品紹介・あらすじ

時代が移ろうとも、
風化するには早すぎる。

事件記者であった著者が、25の重大事件現場を訪ね、
混沌の平成30年史を紐解く

宮崎勤、酒鬼薔薇聖斗、地下鉄サリン事件、毒入りカレー事件、
世田谷一家殺人事件、そして東日本大震災。
あなたは平成の世を激震させた数々の事件を覚えていますか？

感想・レビュー・書評

[sueoneさんの感想 · 2020年2月25日]

地方紙の元記者の著者が平成の事件についてまとめている。

[えみさんの感想 · 2019年6月27日]

図書館で借りた本。平成に起きた25の事件事故、その後をルポをした内容。有名な話だらけだが、特に市川一家4人惨殺事件は当時19歳の男が身勝手な理由で起こした殺人だ。男はコンクリ事件の加害者が死刑判決が出なかった事で楽勝だ。とのたまっていた。だが死刑判決。もう死刑執行もされ世に放たれずに済んだ。暴力で不満を解消し無知の自己中な人間ほど何をするか分からない。詳細をネットで見ても胸糞悪くなる事件だ。あとは信楽鉄道衝突事故や旧石器発掘捏造事件、池田小学校殺傷事件、新潟監禁事件などがやはり胸糞悪い。

著者プロフィール

一九三四年（昭和九年）、北海道空知郡上砂川町生まれ。北海道新聞社に入社し、事件を担当。在職中からノンフィクション作品を発表。退職後は札幌大学講師など。主な作品は『日本史の現場検証』（扶桑社）、『松浦武四郎　北の大地に立つ』（北海道出版企画センター）、『北の墓　歴史と人物を訪ねて』（柏艪舎）、『生還』（柏艪舎）など。1994年より道新文化センターでノンフィクション作家の養成塾、一道塾を主宰。札幌市在住。

「2022年 『小説を旅する　北海道』 で使われていた紹介文から引用しています。」