- Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434298769
作品紹介・あらすじ
魔力持ちが多く生まれ、聖騎士を輩出する名門一家、アズラエル家。その次男であるリンダもまた聖騎士に憧れていたが、彼には魔力がなく、その道は閉ざされた。さらに両親を亡くしたことで、リンダは幼い弟たちの親代わりとして、家事に追われる日々を送っている。そんなある日、リンダの身に異変が起きた。尖った牙に角、そして小さな羽と尻尾……まるで魔族のような姿に変化した自分に困惑した彼は、聖騎士として一人暮らす長兄・ファングを頼ることにする。そこでリンダは、自らの衝撃的な秘密を知り――
感想・レビュー・書評
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序盤はしんどかったんよね。
何って、流石に最近掘ってる伊達先生の作品とはいえ、そもそも淫魔系が苦手というか得意じゃないというか、下手したら嫌いなわけですけどw
んでも、まあ次巻のこともあって頑張って読んだら、結局嫌いじゃなかったのでよかった。
そして、お話もなにげよかったし。淫魔はやっぱ苦手だけど、伊達先生らしい「可愛らしい受」が心地よかった。
次巻も安心して買おう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
魔力がないことで、夢だった聖騎士を諦めて、沢山の兄弟の面倒を見るために主夫になったリンダ。普段は楽しそうだけど、聖騎士への想いを捨てられないし、自分が何もしていないように思えるときもあるし…。と複雑な思いもありそう。兄弟、しかも双子の弟まで憧れの聖騎士になっているのだから余計に。ある日魔族のようになってしまったリンダと、それを知ったファングとカイン。この3人の関係がどんどん変わっていくのが伝わってきて楽しかった。何があってもリンダの味方でいてくれるのは間違いないと思えたから。自分の本当の姿を知ったリンダが、今後どうしていくのか気になる。
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BL小説