説話の森: 天狗・盗賊・異形の道化

著者 : 小峯和明

• 大修館書店 (1991年5月1日発売)

作品紹介・あらすじ

『今昔物語集』『宇治拾遺物語』といった説話集や『江談抄』などの談話記録の中から、おもしろいをとりあげ、その話の背後にひそむ真の意味を解き明かす。5つの章は、の誕生から成立・展開をたどる。とは何かを知るための最適の手引きである。原文の引用は適宜現代語訳とし、さらに人物や文献には詳細な注を付した。誰でものおもしろさが味わえる。

感想・レビュー・書評

[白黒羊さんの感想 · 2009年9月25日]

「きのこの不思議」が面白かったです！

〈読了日：2009.10〉
〈所在：図書館（060000220239）〉

著者プロフィール

立教大学名誉教授、中国人民大学高端外国専家。『説話の森』（岩波現代文庫）、『説話の声』（新曜社）、『説話の言説』（森話社）、『今昔物語集の世界』（岩波ジュニア新書）、『野馬台詩の謎』（岩波書店）、『中世日本の予言書』（岩波新書）、『今昔物語集の形成と構造』『院政期文学論』『中世法会文芸論』（笠間書院）、『東洋文庫809　新羅殊異伝』（共編訳）、『東洋文庫875　海東高僧伝』（共編訳）、『予言文学の語る中世 聖徳太子未来記と野馬台詩』（吉川弘文館）、『遣唐使と外交神話　『吉備大臣入唐絵巻』を読む』（集英社新書）など。

「2021年 『東アジアに共有される文学世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」