街から消えた子どもの遊び: 萩野矢慶記写真集

• 大修館書店 (1994年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

この間まで都会の街角や路地裏に溢れていた子どもたちの喚声や笑顔は、どこかに消えてしまった。著者がライフワークとして17年間にわたり撮り続けてきた膨大な写真から精選した150余枚は、いきいきとした子どもたちの姿を伝えている。同時に戸外遊びが少なくなり、子ども文化が変容してきた意味を問う。

感想・レビュー・書評

[itsujiさんの感想 · 2013年10月22日]

「危ないから、駄目」
少子化もあいまって、子供は大人にほおっておいてもらえなくなった。
怪我をしないように。
病気にならないように。
死なないように。

子供なんて、バカみたいなことして騒いで
怪我をしながら育っていけばいいじゃない。

そんな昔のおおらかな空気が、ページからにじみでてきた。