スポーツ選手なら知っておきたい「からだ」のこと

著者 :
  • 大修館書店
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本棚登録 : 137
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (134ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784469265675

作品紹介・あらすじ

スポーツは、筋力・筋肉が全てではない!骨や筋肉、関節の成り立ちを知り、二軸動作・常歩の合理的なからだの動かし方をマスターすることがいかに重要か。イチロー選手、クレメンス投手、和田投手、末続選手なども例にして、これまでのスポーツ科学の常識を問う。

感想・レビュー・書評

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  • アスリート向けの体についての情報を提供する本。
    誤解しがちな情報や、あまり知られていない情報だけど運動する人にとって役立つことをメインに紹介している。
    扱う内容は幅が広く骨格、筋肉、脳、神経と運動についての関係や、肩関節、股関節の動かし方など多岐にわたる。
    特定のスポーツに特化した本ではないが、野球、サッカー、短距離走が多く取り上げられている。
    少しではあるけれど水泳、剣道、自転車などにも触れている。
    気になった個所を以下に列挙します。
    ・筋肉は縮めるより伸ばす方が力が出る。
    ・股関節は外旋している方が力が出る。
    ・筋トレを両手同時にすると片手の2倍の出力は出ない。
    ・筋トレは実際の運動に合わせて行わないと効果が期待できない。
    ・中心軸より2軸。
    ・ナンバは同じ方の手足が同時に出る動きではない。
    ・悪い箇所にフォーカスせず、別の意識をする。
    ・ランでは蹴る意識をすると遅くなる。
    ・笑いながら走ると胸鎖乳突筋が緩んで良い走りができる。
    ・バイクは切り返しが重要。
    ・スイムのプルというけれど引かずに押す。
    ・こむら返りは伸ばした後に脛側の筋肉を収縮させるとより伸びる。
    アスリートにおススメです。

  • 大学時代にスポーツ科学について教えてくれていた教授の本です。

    筋肉・なんば・二軸について学びたいなら良い本です。

  • 必読書の量が多いため教科書本とした。常歩(なみあし)本ではない。二軸動作の総合的な概念を教える内容でスポーツ指導者は必読のこと。
    https://sessendo.blogspot.com/2021/08/blog-post_2.html

  • まさにタイトル通りだった気がする。
    参考になります。

  • マラソンと筋トレをガンガンやってた時に読みました。これは参考書として、永久保存版ですね

  • 3

  • 10年くらいナンバを意識してるのだが、出来てるのかどうかよく判らない。
    これ読んでも結局よく判らなかった。

  • スポーツを全くやらない人にも役立つ情報がたくさんありました。
    苦手意識を克服するためにも使えます。

  • 小田先生に今日会って話を聞くことができました。
    読むだけじゃ分からないことって、ありますよね。

    基本的なことが分かりやすく書いてあります。
    この本は入門用としては最適だと思います。

  • スポーツやる方はぜひ。この本を嘗めてはアカンぜよ!

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著者プロフィール

1954年、愛知県生まれ。関西大学人間健康学部教授。人間・環境学博士。人間の身体運動やスポーツ動作に関する運動制御機構を総合的に研究し、「二軸動作」を提唱。著書『身体運動における右と左』『運動科学』『スポーツ選手なら知っておきたい「からだ」のこと』など。

「2019年 『新版 一流選手の動きはなぜ美しいのか からだの動きを科学する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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