ネイティブなら12歳までに覚える 80パターンで英語が止まらない!
- 高橋書店 (2021年4月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784471113407
作品紹介・あらすじ
出だし80型を覚えれば、英語は話せる!
本書は、ネイティブの子どもが覚える順に80型を紹介。だから、自然に頭に入る。
感想・レビュー・書評
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これもよかった。
ビギナー向け英会話本。
穴埋め問題なので面白く読みやすい。
あと何回か読み返します。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
先日、ニュースで『国際子ども平和賞』を日本人として初受賞された17歳の川崎レナさんの英語と日本語のスピーチを観て感動しました。(2022年11月15日)
冒頭は英語にて、今の世界情勢と日本を語り、その後に日本語で日本を子どもが誇れる国にしたい。その為にも私たち大人は何を考えて動かねばならないのか。議会で寝ている場合じゃない。『恥を知れ!!』
私も常々ニュースを通して感じた苛立ちと、次世代を担う若者を育てる使命を持った今の立場から、猛省と共感、そして感動を覚えました。
あのような場でもすらすらと綺麗な発音で話せる英語が羨ましいと思う一方、ただ羨むだけではダメで行動しないと変わらないと感じ、歳だからと言い訳せずに苦手意識のある英語に立ち向かってみようかなと買ってみたので、三日坊主にならぬよう頑張ってみます!!
感想というより決意表明みたいですね、すみません。 -
英語の授業で習ったことがあるようなパターンが多く、解説もイラスト付きで分かりやすいです。
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どこかでこのフレーズ使わなきゃ!
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英語は苦手だ。高校、大学、大学院とそれなりに勉強して、TOFEL試験も受けてカナダに留学した。でも、まったく話せなかった。留学の初日、マクドナルドでオーダーすると、金髪の女の子の店員が「は~?」と両手を広げ、店長を呼びに行った。僕の英語は通じない。情けなくなり店を出た。
この話は僕のネタにしているのだが、英語にまつわる失敗談はまだいくつもある。
最大の屈辱的なネタは、2年間の留学の終わりに来た。留学の2年間は、人生の中で最も勉強した。朝から病院で、むこうの医学生や研修医と病院実習をした。昼からは大学院で医学教育を学び、夜は英会話教室へ行った。寝る間を惜しんで勉強した、と自分自身に自慢して、英語もそこそこできると自信がついてきた。
留学の最後の思い出にと、家族と共に、カナダからアメリカへ車でドライブをした。数年前に教えた研修医が、ミシガンに留学したので会いに行った。ふたりの教え子に会い、ピザを食べ、ジャズを聴き、湖の見えるホテルに泊まり、気分は最高で、鼻歌を歌いながらカナダへと戻ろうとしていた。
カナダへの入国ゲートは、カナダ人なら車からパスポートを出してチェックされるだけだが、僕らは外国人だから何か聞かれるだろうとは思っていた。
案の定、映画にでてくるようなスキンヘッドの腕が丸太のような入国審査官が、ボックスから身を乗り出して、僕のパスポートを見て何か早口でまくしたてた。まったくわからなかったが、練習していたセリフを棒読みした。
「アメリカのミシガンに観光に行った。マリオットホテルに泊まった。煙草やお酒は買ってない。カナダはトロント大学の大学院生だ」
スキンヘッドは、「おまえ、何を言っているんだ?」という顔をして、アジア人の乗った車の中をなめるように見渡した。僕が何か言うと、お前は黙ってろと手で制しこう言った。
「Who can speak English?」
すると、後部座席に座っていた8歳の僕の子供が手を上げて、スキンヘッドと何か話はじめた。早口でよくわからなかったが、最後にスキンヘッドが娘に、
「ボーイフレンドはいるのか?」
とニヤリとして言うと、8歳の娘がキャッキャッと声をあげた。その後スキンヘッドはもう行けと、僕を見ずに手で合図した。僕はゆっくりとアクセルを踏んだ。妻と二人の娘は過ぎ去ったハプニングを楽しそうに振り返っていたが、僕は怒りと情けなさと悔しさで、泣きそうであった。
「俺の今までの英語の勉強はなんだったのか???」
英語は勉強した方がいい、誰もがそう言う。当然だ。インターネットで使用されている言語は、英語26%、中国語20%、スペイン語7.9%……、日本語は8位、わずか2.6%。英語か中国語かスペイン語を学んだ方がいい。中国語やスペイン語はハードルが高いから、やっぱり英語となる。
どうやって勉強するのか?
本や新聞を読む、英会話のラジオを聞く、ネイティブスピーカーの話す教材を聞き流す、人が勧める勉強方法にいろいろ手を出した。最近はアプリやYouTubeで勉強することもできる。しかし、どれも続かないし、効果を実感しない。
結局のところ、目標がないと続かないと思う。英会話という点では挫折に終わった留学の後、僕には明確な目標がないから、ダメなのだろう。しかし、凝りもせずにまた本を買った。
本書は6歳、8歳、12歳でネイティブが話すフレーズを段階的にまとめている。非常に使いやすい。
<第1章01。許可を取るパターン。 Can I ~ ?(~してもいいですか?)>
確かにむこうの子供が言っていた。Can I have this? これもらっていいですか? こういうフレーズは日本人にはわかりにくい。これを持っていいですか?と訳す日本人が多いと思う。確かにこの80パターン覚えて何度も練習すれば、会話がある程度成り立つと思う。がんばってやってみるか…と、今のことろ思っている。
英語は勉強したほうがいいと、やっぱり僕も思う。ただ、英語は単なる道具であるので、「英語を勉強するため」に英語を勉強するのではなく、「外国人とオンラインゲームをするため」に英語を勉強する、「英語のツイッターを始めるため」に英語を勉強する、「料理の英語動画をあげるため」に勉強する、など具体的な目的を持った方がいいと思う。そういう僕は、さて、何を目的とするか…、そう考えながらこの本のページをめくっている。 -
背ラベル:837.8-ツ
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「初心者で短文フレーズを覚えたい人、中級者で言いたいことが口からスルッと出ない人にオススメ!」
日常でよく使うお決まりのフレーズをバリエーションをつけて学べます。
付属CDはなく、QRコードで音声をダウンロードでき、スマホとPCの両方で聞くことが可能です。
英語のフレーズはどれも使えるものばかり!
また、日本語訳に合うように空所に英単語を埋めながら英文を完成させる形式にもなっており、解答は次のページに載っています。
私の場合、音声を用いた音読よりも、この穴埋めエクササイズが楽しくて、1日で一気に全フレーズを学習してしまいました。でも、一度やって全てのフレーズが体得できたわけではないので、今後は空き時間に音声を流しっぱなしにしてシャドーイングなどをしていきます。
音声には日本語訳もあるので、「この英文って何て意味?」とテキストを参照する手間が省けるところもいいですね!
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英語は苦手だ。高校、大学、大学院とそれなりに勉強して、TOFEL試験も受けてカナダに留学した。でも、まったく話せなかった。留学の初日、マクドナルドでオーダーすると、金髪の女の子の店員が「は~?」と両手を広げ、店長を呼びに行った。僕の英語は通じない。情けなくなり店を出た。
この話は僕のネタにしているのだが、英語にまつわる失敗談はまだいくつもある。
最大の屈辱的なネタは、2年間の留学の終わりに来た。留学の2年間は、人生の中で最も勉強した。朝から病院で、むこうの医学生や研修医と病院実習をした。昼からは大学院で医学教育を学び、夜は英会話教室へ行った。寝る間を惜しんで勉強した、と自分自身に自慢して、英語もそこそこできると自信がついてきた。
留学の最後の思い出にと、家族と共に、カナダからアメリカへ車でドライブをした。数年前に教えた研修医が、ミシガンに留学したので会いに行った。ふたりの教え子に会い、ピザを食べ、ジャズを聴き、湖の見えるホテルに泊まり、気分は最高で、鼻歌を歌いながらカナダへと戻ろうとしていた。
カナダへの入国ゲートは、カナダ人なら車からパスポートを出してチェックされるだけだが、僕らは外国人だから何か聞かれるだろうとは思っていた。
案の定、映画にでてくるようなスキンヘッドの腕が丸太のような入国審査官が、ボックスから身を乗り出して、僕のパスポートを見て何か早口でまくしたてた。まったくわからなかったが、練習していたセリフを棒読みした。
「アメリカのミシガンに観光に行った。マリオットホテルに泊まった。煙草やお酒は買ってない。カナダはトロント大学の大学院生だ」
スキンヘッドは、「おまえ、何を言っているんだ?」という顔をして、アジア人の乗った車の中をなめるように見渡した。僕が何か言うと、お前は黙ってろと手で制しこう言った。
「Who can speak English?」
すると、後部座席に座っていた8歳の僕の子供が手を上げて、スキンヘッドと何か話はじめた。早口でよくわからなかったが、最後にスキンヘッドが娘に、
「ボーイフレンドはいるのか?」
とニヤリとして言うと、8歳の娘がキャッキャッと声をあげた。その後スキンヘッドはもう行けと、僕を見ずに手で合図した。僕はゆっくりとアクセルを踏んだ。妻と二人の娘は過ぎ去ったハプニングを楽しそうに振り返っていたが、僕は怒りと情けなさと悔しさで、泣きそうであった。
「俺の今までの英語の勉強はなんだったのか???」
英語は勉強した方がいい、誰もがそう言う。当然だ。インターネットで使用されている言語は、英語26%、中国語20%、スペイン語7.9%……、日本語は8位、わずか2.6%。英語か中国語かスペイン語を学んだ方がいい。中国語やスペイン語はハードルが高いから、やっぱり英語となる。
どうやって勉強するのか?
本や新聞を読む、英会話のラジオを聞く、ネイティブスピーカーの話す教材を聞き流す、人が勧める勉強方法にいろいろ手を出した。最近はアプリやYouTubeで勉強することもできる。しかし、どれも続かないし、効果を実感しない。
結局のところ、目標がないと続かないと思う。英会話という点では挫折に終わった留学の後、僕には明確な目標がないから、ダメなのだろう。しかし、凝りもせずにまた本を買った。
本書は6歳、8歳、12歳でネイティブが話すフレーズを段階的にまとめている。非常に使いやすい。
<第1章01。許可を取るパターン。 Can I ~ ?(~してもいいですか?)>
確かにむこうの子供が言っていた。Can I have this? これもらっていいですか? こういうフレーズは日本人にはわかりにくい。これを持っていいですか?と訳す日本人が多いと思う。確かにこの80パターン覚えて何度も練習すれば、会話がある程度成り立つと思う。がんばってやってみるか…と、今のことろ思っている。
英語は勉強したほうがいいと、やっぱり僕も思う。ただ、英語は単なる道具であるので、「英語を勉強するため」に英語を勉強するのではなく、「外国人とオンラインゲームをするため」に英語を勉強する、「英語のツイッターを始めるため」に英語を勉強する、「料理の英語動画をあげるため」に勉強する、など具体的な目的を持った方がいいと思う。そういう僕は、さて、何を目的とするか…、そう考えながらこの本のページをめくっている。ホッホッホホ~。また、次回。
▼所蔵情報
80パターンで英語が止まらない! : ネイティブなら12歳までに覚える / 塚本亮著
請求記号: 837.8||Ts54
図書ID: 1619677
http://opac.lb.nagasaki-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC0786498X
【黒にゃんこ司書のつぶやき】
こんにゃちは!黒にゃんこ司書です。英語の学習法、みなさんどうしていますか? 図書館のカウンターでたまに留学生の方とお話しすることがありますが、こちらの拙い英語でもコミュニケーションをとり何とか案内ができた時、伝わった~とうれしい気持ちとともに英語ヤバイ、どうにかしなくては・・・という焦りも感じます。最近はスマホの翻訳アプリに頼りだして、不勉強さに拍車がかかってきているのですが。それじゃまたにゃ~♪ -
子どもが覚える表現でやさしいので読みやすい。幼稚語という訳ではなく、大人も使う表現ばかりで解説も分かりやすい。
練習問題も1ページ6-7問を解き次ページで解答を見て理解度がチェックできる。 -
本当によく使いそうなフレーズがまとまっている。これだけのフレーズを丸暗記すれば本当に英語が話せるかも。