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- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784472091919
作品紹介・あらすじ
生涯学習のイメージは明るい。しかし、その光のために見えない陰もある。現在の学校教育の功罪を見きわめ、あらためて成人高等教育のあり方を考えていく。教育の伝統を、法然・親鸞の手紙による鎌倉仏教の布教と普及、江戸期の本居宣長の郵便による教授法にまで遡りながら、遠隔方式の教育法のあるべと姿を提唱する。そして現在の通信教育のさらなる発展・育成と、新時代の生涯教育システムの構築のために大胆な提言を試みる。
感想・レビュー・書評
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夏はレポート書いて、秋は研修に出されることになり、仕事の理解に近づくホンを読みました。
10年前のホンなので内容が古いかなと読み始めましたが、まったく問題なし。技術のホンではなく、考え方のホンだったので気付きが多かったです。通信教育なんて通学に比べたら効果に期待出来ないという頭を切り替えるに良いホンでした。それから通信教育というと高校、大学、そういう修了を到達点とするものというイメージ先行でしたが、企業教育、社会教育などなど、通学の時間がさけない社会人に利用価値の高い学習方法であり、様々な資格試験や検定があることに裏付けられた人って常に客観的に評価されたい!ニーズを見た気がしました。通信教育の始まりって松坂私塾鈴屋の本居宣長の書簡教授だとか。未だに郵便が主力の通信教育って、江戸時代から変わってないです。それから、大学通信教育の学生さんの評価としてやはり印刷教材の要望が高い。メディアツールをサブと見なしている。放送大学の危機?!学習=活字への期待はなかなか覆られないようです詳細をみるコメント0件をすべて表示
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