幻のロシア絵本1920ー30年代

  • 淡交社
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本棚登録 : 116
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784473031662

作品紹介・あらすじ

1917年の革命後、ロシア・アヴァンギャルドの疾風のなか花開いた絵本の黄金時代は、国家の統制によりわずか10余年で終焉を告げ、絵本は散逸する。しかし、70年の歳月を経た日本で、画家・吉原治良がリアルタイムで収集した当時の絵本の存在が明らかに-文化遺産とも言える珠玉の稀観本約250冊がいまよみがえる。

感想・レビュー・書評

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  • 請求記号・726.5/Ma
    資料ID・100049184

  • なんと、ノスタルジックな絵本の数々、絵を見ているだけでほのぼのしてくる~

  • ロシア映画「こねこ」を見て、函館で見た展覧会を思い出し、引っ張り出してきました。年代は違うし、絵本と映画で表現方法が違うけれども。
    グレイッシュな色使い、可愛いらしい部分とそうでない部分のある独特の世界。
    またいつか原画を見たいです。

  • 日本で言えばキンダーブック。
    簡単な製本印刷で、しかしクオリティは高く。
    若き画家や詩人たちが、子供たちに向けて
    メッセージを込めて創り上げた絵本たち。
    そして何より愛すべき版ずれ。

    ポップな色合いといい、リズミカるな構図といい、
    まさに珠玉の絵本の数々を紹介しています。

    みぞおちあたりにぐっとくる。

  • 東京都庭園美術館で行なわれた「幻のロシア絵本展」の図録。紹介されている数々の作品の洗練された形のデザインが美しい。

  • 子供が読む絵本ではありません。でも挿し絵がカワイイので一緒に見ると楽しいと思います。ロシアの挿し絵が好きな方にはぜひ手にとってみてもらいたい本です。ステキですよ。

  • 良い本です。淡交社もやるもんだ。

  • 迷って買わずにいたら田舎の本屋で一年後に出会ってしまった。「郵便」最高。

  • 「幻のロシア絵本」は復刻されてシリーズで出版されていますが、いかんせんすべてロシア語なので読めない。
    これはその解説書なので、これを片手に読むと実に理解が進むのです。

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著者プロフィール

東京都庭園美術館:朝香宮邸として1933年に竣工。「アール・デコの館」として親しまれる世界有数の純度の高いアール・デコ建築。戦後は外相公邸、西武グループ迎賓館などを経て、1983年に都立美術館のひとつとして一般公開。2011年より大規模な改修工事に入り、今秋リニューアルオープン。

「2014年 『アール・デコ建築意匠』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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