屋根

著者 : 伊藤ていじ

• 淡交社 (2004年4月1日発売)

作品紹介・あらすじ

屋根といえば、まず鈍色にかがやく瓦のつらなりがイメージされる。雨露をしのぐ合掌型の屋根は、日本建築の特徴を端的に語ってもいる。しかも複雑な構造や装飾をみせる屋根はまた、用いる素材もさまざまで、見る者を飽きさせず、郷愁をそそる。本書は、そうした屋根の魅力を紹介していく。

感想・レビュー・書評

[sibainusanさんの感想 · 2014年7月22日]

伊藤ていじの日本建築における屋根に注目した書籍。写真は高井潔。
茅葺き、樹皮葺き、板屋根、瓦屋根、石屋根、金属屋根と分類しその来歴、現存する屋根の写真を丁寧に紹介した良書。
屋根は美しい。