料亭「吉兆」を一代で築き、日本料理と茶の湯に命を懸けた祖父・湯木貞一の背中を見て、孫の徳岡邦夫は何を学んだのか
- 淡交社 (2013年10月2日発売)
本棚登録 : 24人
感想 : 1件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784473038968
作品紹介・あらすじ
料亭「吉兆」を創業し、“世界之名物 日本料理”という言葉を打ち立て、東京サミットで世界の要人たちを驚嘆させたカリスマ料理人・湯木貞一。その祖父の思いを受け継ぎ、さらなる日本料理の発展に挑み続ける孫・徳岡邦夫。本書では、湯木貞一と徳岡邦夫の人生に焦点をあて、京都吉兆の歩んできた道を辿ります。吉兆の創業の歴史や祖父と北大路魯山人との逸話、またバブル崩壊や船場吉兆問題で苦境に立たされた徳岡邦夫を救った祖父の言葉とは。谷松屋戸田商店の戸田博氏と徳岡氏の対談も必読。今まで語られなかった祖父・湯木貞一に迫ります。
感想・レビュー・書評
-
この人の経営手腕に感心する。湯木貞一はカリスマだったが、孫の彼はそれを求めて真似をするのではなく、自分にないものあるものを冷徹に把握し、もはや自分がいなくても機能する料亭を作ろうとしている。
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示