奈良で出会う 天皇になった皇女たち

著者 :
  • 淡交社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784473041906

作品紹介・あらすじ

〈日本が国家として形成された古代、時代を牽引していたのは女性たちであった〉
〈女帝《推古天皇、皇極(斉明)天皇、持統天皇、元明天皇、元正天皇、孝謙(称徳)天皇》をテーマにめぐる飛鳥・奈良〉

奈良が日本の中心であった飛鳥・奈良時代は、女性も歴史の表舞台で活躍した時代でした。200年弱の間に8代(6人)の女性天皇が即位して、その事績をたどれば、日本史上の大きな決定が多くなされていることに気付かされます。本書は女帝にスポットをあてて、そのゆかりの地をイラストと写真で紹介していきます。古代ロマンを味わいながらの奈良の旅は、また一味違ったものになるでしょう。推古天皇、皇極(斉明)天皇、持統天皇、元明天皇、元正天皇、孝謙(称徳)天皇をはじめ、光明皇后や他の皇女についても触れています。

感想・レビュー・書評

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  • オールフルカラーで挿絵・写真共に美しく、文章も無駄のない非常に読みやすい内容でした。
    歴史書というより奈良のガイドとして、奈良へ誘ってくれる流れはさすがです。其々の皇女の人物像に寄り過ぎずそれでいてやさしく、記録や伝承にある内容を堅実な文章で紹介し、最終的には読み手にイメージをまかせてくれる感じ。挿絵は女性の線のやわらかさがたまりません。
    通い慣れた奈良でも訪れたことのない関連スポットが紹介してあり今後の旅の糧となりそう。

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