有職の色彩図鑑 由来からまなぶ日本の伝統色

著者 :
  • 淡交社
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本棚登録 : 149
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784473044235

作品紹介・あらすじ

〈日本の伝統色と装束の色目《全370色以上》を網羅〉
〈平安貴族たちが見ていた色と風景を再現した、ビジュアルな色図鑑〉

平安時代から伝わる伝統的な80色の色と、それらを組み合わせたかさね色目や織色など装束の色目約290色を文献資料に基づいて再現。

色の由来や用例、典拠文献などを詳しく解説します。さらに、それぞれの色彩のモデルとなった植物や動物、染料などをあざやかな写真資料で紹介。

古来日本人がどんな風景を見て、どんな色をどのように身につけていたのかを感覚的に理解することができる、画期的な色の図鑑です。

感想・レビュー・書評

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  • 染・重ね・襲・織だけに留まらず、緂や当色にまで、まさにいたれりつくせりな一冊。典拠や用例、カラーコードまで網羅しており、それこそ内容の充実度と専門性は函(箱)付きの上製本(クロス)でも何らおかしくないのだが、実際には手軽に持ち運べるソフトカバー形式で、なおかつ価格も破格の安値と言える。奥深き有職故実の世界を学ぶも良し、ただ陶然と古代の色彩美を眺めるも良し、専門書としても入門書としても良本。

  • ふむ

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/758722

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著者プロフィール

装束研究家

「2022年 『有職植物図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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