【改訂版】民法がわかると会社法はもっと面白い! ~ユミ先生のオフィスアワー日記~民法改正対応

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  • 第一法規
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784474064775

作品紹介・あらすじ

民法を切り口として会社法をより手軽に理解できる『民法がわかると会社法はもっと面白い!』の改訂版。民法改正および平成26年会社法改正などをわかりやすく解説し、クスッと笑えるギャグも時代の変化合わせてバージョンアップした、楽しく学べる一冊。

会社法を学ぶ上で実は理解していないと難しいの民法。 そこで…

今回の改訂版では

○ 民法改正および平成26年会社法改正などをわかりやすく解説

○ 日本笑い学会理事である著者によるクスッと笑えるギャグも時代の変化合わせてバージョンアップ!

○ ユミ先生等のカバーイラストもリニューアル さらに手に取って頂きやすい書籍になりました!。

いままでの読者層(法学未修者・企業法務の入門者)のほか、民法改正対応により「先取りして勉強したい」という企業法務の方にもオススメです!

感想・レビュー・書評

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  • 法律は物理や化学のように、日常とは違った言語体系を持っていて、その専門性と馴染みの無さ故に、学びにドッシリとした重量感がある。本を読みながら細切れに論理や情報を吸収していくのではなく、原理、法理と言った、自然科学や社会科学の存在理由を解き明かす、勉強らしい勉強になる。

    民法は大原則からして、補足が必要だ。民法の4大基本原則、私的自治の原則、所有権絶対の原則、権利能力平等の原則、過失責任主義。一義的に規定する厳選された言葉遣いであるはずだが、これだけで理解が難しい。

    存続上の牽連性、諾成契約…。牽連性とか、全く馴染みがない。言葉の置き換えを理解する事が学習であり知能のような世界が存在していて、世の中のルールが多義的にならぬように、別の言語体系で定義されていて、それを自由自在に操れる資格や定量的に図る指標が一部の学歴信仰なのだろう。

    さて、本著だが、そうした学習には最適な分かりやすさながら、唯一、弱点がある。先生と生徒が対話形式で面白おかしく法律談義するので、読みやすいのだが、この先生、クセが強い。ダジャレばかり言うので生徒にウンザリされるのだが、読み手も次第に、ウンザリしてくる。笑 難しい言語世界を理解しようという意欲を一々挫かれる感じだ。なかなか。

  • 東2法経図・6F開架 KW/2018//K

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著者プロフィール

京都産業大学法学部教授愛知県出身。1999年、京都大学大学院法学研究科博士後期課程修了。2008年~2009年、UCバークレー・ロースクールで客員研究員。日本私法学会会員。日本笑い学会理事。現在、学部と大学院の授業や実務家向け勉強会で教えながら、楽しく合理的、それでいて高度で深みがあるという“欲張り授業法”の開発に余念がない。主な著書に『アタック会社法[第2版]』(中央経済社)、『民法がわかると会社法はもっと面白い!~ユミ先生のオフィスアワー日記~[改訂版]』(第一法規)、『ゼロからはじめる法学入門[第2版]』(法律文化社)など多数。

「2022年 『楽しく使う会社法【第4版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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