地方公務員の再就職 セカンドキャリアに活きる「公務員のスキル」の強みを知る!
- 第一法規 (2020年10月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (133ページ)
- / ISBN・EAN: 9784474068445
作品紹介・あらすじ
自治体職員が公務という職種の民間企業にはない利点を「公務員のスキル」と捉えて再就職に積極的に活用できるよう、キャリアの振返りや棚卸しの方法を紹介するとともに、セカンドキャリアに活かせる強みとなるスキルについて解説する。
○公務員としての業務経験で培ったキャリアを民間企業にはない「公務員のスキル」と捉え、再就職等のセカンドキャリアに有用なスキルとしてその強みを解説。
○キャリアの棚卸しの方法やキャリアチェンジの考え方など、再就職に必要なキャリアの自己分析の方法等について解説。
○公務員の再就職の事例を紹介し、その成功のポイントを解説。
感想・レビュー・書評
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「官民を通じた人事の専門」をキャリアの軸にしたという著書が国家公務員の再就職支援として行ってきた講演会の内容をまとめたもの。
人生100年時代において、地方公務員の定年制度も変わりゆく中、在職時からどのように自身のキャリアと向き合っていくべきか実例を交えながら説明している。
類書が少ない中、コンパにまとめられていて分かりやすいことと、人事サイドからみた異動や昇進について触れられているのは良かった。
在職期間中にどのように備えるかを中心に展開しているので、定年直前というよりは、30台〜50台前半くらいが読むと役立つ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
↓強み
●法令や通知に慣れている
●助成金、補助金等役所関係の手続きに慣れている
●関係者との調整能力
●文章力
●異動が多いので、新しい職場への適応力がある
●信用力がある
↓反面教師で捉える一般的なイメージ
●融通がきかない
●考え方が保守的、消極的
●規則、決まりに囚われすぎる
●対人サービスで、ホスピタリティに欠ける、顧客の気持ちを考えない
●間違っていても謝らない
●新規チャレンジをしない
●利益、採算性に関心が薄い
●上から目線で物事を考える
●ビジネスの基本が身に付いていない
●職務の専門性が経歴から分かりづらい