おふくさんの てるてるぼうず

著者 : 服部美法

• 大日本図書 (2021年5月19日発売)

作品紹介・あらすじ

梅雨時で、毎日雨ばかり。鬼もうんざりして、おふくさんのところにやってきます。「雨をやませろ！」という鬼に、おふくさんたちは「みんなで、てるてるぼうずをつくりましょ！」と提案します。さあ、雨はやむのでしょうか。

感想・レビュー・書評

[湖永さんの感想 · 2022年1月10日]

雨が降っているぞ〜とやってきた鬼。
おふくさんたちといっしょにてるてるぼうずを作りだす。
ふくふくにこにこ仲良くゆっくりゆっくり…。
おふくさんのゆる〜い歌でみんなスヤスヤ…。
目を覚ますとほら、てるてるぼうずのおかげかなぁ。
"果報は寝て待て"のことばどうり。
とにかくおふくさんの表情がとても良い。
おもしろくて可愛くて思わずにこにこしてしまう。

[海と青硝子さんの感想 · 2024年3月19日]

おふくさんたち、またまた鬼さんに押しかけられてます。やっぱり余裕で、今回はてるてる坊主を楽しく作り、後は懐かしいあの歌を歌って、「寝て待つ」だけ。待てばやまない雨はないのですからね。
見返しに、てるてる坊主の作り方付き。

[ころさんの感想 · 2023年6月15日]

おふくさんシリーズ第3弾。

やまない雨におにさんが怒っています。
「いますぐやませろ！」
さてどうしましょ？
おふくさんたちが考えます。
そうだてるてるぼうずを作りましょ。
おにさんといっしょにてるてるぼうず作り。
そして歌います。
ゆっくり歌っているうちに、みんなうとうと…

のんびりマイペースなおふくさんたち。
いつもにこにこ。
いやされます。

ふくは　ねてまて。
ゆったりまてば、ふくきたる。

最後のページに七福神。
縁起がいい絵本だわ。

[Tatsuo-yさんの感想 · 2022年7月9日]

和風かつコミカルな絵が印象的。内容はとてもシンプルで、てるてる坊主を覚えて来たような年頃の子に良さそうな内容。幼児でもわかりやすそうです。

[たまネコ♪さんの感想 · 2021年10月10日]

果報は寝て待て。
急がない急がない！

著者プロフィール

三重県生まれ。大杉華水氏に師事し、伊勢型紙を学ぶ。子どもの本専門店「メリーゴーランド」（三重県四日市市）主宰の「絵本塾」に参加。絵本作品に『おふくさん』『おふくさんのおふくわけ』（大日本図書）、『もりのちいさな　はいしゃさん』『もりのちいさなはいしゃさん２　やくそくのおはなみ』）（文・上平川侑里／山画廊）がある。

「2022年 『おふくさんの12かげつ』 で使われていた紹介文から引用しています。」