一気に業界No.1になる!「新・家元制度」顧客獲得の仕組み―どんなビジネスにも使える! 継続率96%の秘密

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478006221

作品紹介・あらすじ

1896年民法制定以来、112年ぶりの公益法人制度改革で、あなたのビジネスにも優良顧客を一気につくり出すチャンス!いま、業界の垣根を越えて、新しいムーブメントが起ころうとしています。一気に業界トップに舞い降りる!インストラクター事業。いままで封印されたノウハウが、はじめて明らかとなる。

感想・レビュー・書評

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  • プラットフォーム戦略。
    デジタルではない世界で、社団法人・財団法人を活用してプラットフォームを作る戦略の解説。

  • タイトルで面白そうだと思って読んでみました。

    新・家元制度と言っているわりには一般的な資格制度とあまり変わらない印象。

    ロジカルな説明はわかりやすいけど、想定するものの規模が大きすぎていまいち実感しづらかった。

  • ・教育事業の基本は、先生を作り、先生を輝かせること。
    ・先生が地方の媒体に取り上げられやすいよう、
     先生をブランド化する戦略を練る。
    ・インストラクター事業を作る6つのステップ:
    1)器を作る
     2)冠を作る
     3)標準化する
     4)検証する
     5)結果を出す
     6)コミュニティを作る
    ・地方に事業を根付かせたいなら、地元企業と組む。
     選定基準は、受講対象となるお客をもっているかどうか。
    ・インストラクター事業は、先生という
     ビジネスパートナーをつくるビジネス

  • 先生をたくさん育てる。

    そのコンセプトがおもしろいと思います。
    「新・家元制度」



    社会に与える影響力を考えるとき、
    生徒を増やすのではなく、先生を増やす。

    質の高い先生が増えれば、
    先生同士のコミュニティも生まれて、
    そこで学んだ生徒も増えて、
    その業界の質を高めたり、新たなサービスを創出したりできます。

    そのための流れとして、

    器をつくる

    冠をつくる

    標準化する

    検証する

    結果を出す

    コミュニティをつくる

    という順で説明しています。



    コミュニティづくりで興味深いのは、
    器をつくる部分や冠をつくる部分の事例でしょうか。

    いかに、お墨付きを得るか、信頼を得るか、集客できる仕組みをつくるかということで、
    デパートと組んだり大学の先生と組んだり、財団法人と組んだり。

    そのスケール感と発想の自由さだけでも、
    なるほどねぇ、と思わされます。

    もう少し丁寧に一連の流れを書いていただけるとありがたいのですが、
    発想だけでも学ぶ価値があるのではないでしょうか。

    “明確なビジョンを持たず、お金を儲けるためだけにこの事業をはじめても、創業メンバーとなるいい理事も、いい先生も、いい生徒も集まってはきません。当たり前のことですが、志の低い組織には志の低い人、設けたい人しか集まらないのです。”

  • 先生を柱とした教育ビジネスモデルについて詳しく説明した本。

  • チェック項目18箇所。本書を「儲かるから」という理由で、手に取らないでください、ぜひ「利益の先に、何があるか」を感じてください、そして、事業を通して成し遂げられる、社会貢献の具体的ビジョンが見えている方・見ようとされる方のみ、本書をご活用いただくようにお願いします。本書で共有しているのは、「ごっこ」ではなく、極めて社会貢献性の高い事業モデルを築くための情報です、本モデルは、直感的に理解できるモデルでないにもかかわらず、実践率が高くなっています。「ただ習いたいだけ」の「生徒」は募集せず、自分の好きなことを学んで先生になろう、好きなことを仕事にして収入を得ようという目的意識を持っている人だけを募集します、先生1人ひとりが私たちの事業の販売代理店・広告拠点(=教室)として活躍してくれるのです。「第1回世界押し花デザイン’97」は1日目よりも2日目、3日目に来場者が増えましたが、これは来場したお客様が「すごくよかった」という情報を周囲の人に伝えてくれたからです。押し花のように、まだ誰も押し花を知らない時期(導入期)に参入するなら、誰か1人にスポットを当ててその人を光らせるほど押し花がアピールできます。アートの領域に持っていくためにいろいろと仕掛けるときにも、作品よりも人にスポットライトを当てたほうが絶対にやりやすいのです。フラットなインストラクター制度をつくるにしても、新・家元制度をつくるにしても、「生徒」はつくらず「先生」をつくること、「先生」たちにノウハウを最初に習得してもらい、そこから一気に広げていくことがポイントになります。実際、1000万円以上の年商をあげられる先生は本当に一握りで、全体の1%いるかどうかです、ほとんどの人は1ヵ月に数万円程度の収入です、お金以外の報酬で満足度を高める仕組みをつくることを優先すべきです。私は先生たちに「先生になったら名刺を持ちましょう」と勧めていますが、名刺を持つことこそ自分の対外的なポジションを確立する第一歩ですし、先生のなかにも先生になったという意識が芽生える効果があるからです。先生の仕事はもちろん教えることですが、同じ内容を教えることができても、ただ教えているだけの先生には生徒さんが集まりません、先生がどんなに高度なテクニックを持っていても、教えてもらう時間が楽しくなければ、生徒さんはその教室に満足しないからです。マスメディアのなかでも何百万人が見ているテレビでの告知効果は別物です、特にテレビニュースによる告知効果は絶大で、取りあげられた当日と翌日くらいは来場者数が爆発的に増加し、それだけで会期中の来場者全体の30%を動員してしまう場合もあります、ですから、テレビニュースに取りあげられる仕掛けをつくることは大切です。テレビ局の取材はとても気まぐれですから、テレビでの告知による動員効果はなかなか予測しにくいのが現実です、基本的にはテレビによる動員はゼロと考え、テレビニュースに取りあげられて動員が増えたときには運がよかったと喜ぶくらいがよいでしょう。地域で一番という賞を受賞することで、教室の生徒さんやカルチャー教室に対して、「私はこの地域でNo.1の先生です」とアピールできます、それが先生のポジションづくりになるのです。安いギャラで、200人を集められるタレントさんはなかなかいませんが、20人の先生が4~6人の友人や生徒を連れてきて200人を集めるのはそれほど難しいことではないのです、これが同伴力のパワーです。男性にとって大切なのは、習う過程を楽しむことではなく、習うことで目的を達成すること、結果を得ることなのです。「理念」と「目的」を明確に持ってください、「器をつくる」→「冠をつくる」→「標準化する」→「検証する」→「結果を出す」→「コミュニティをつくる」を自分の業態に当てはめて、事業計画をつくってから参入してください、自分の力で変革を生もうとする志を同じく持つビジネスパーソンや起業家たちがこのインストラクター事業へ参入し、新たな息吹を日本に、業界に吹き込むことを祈念します。地域で一番になるのは簡単です、多くの同業者がもうあきらめているからです、地域で一番になるのは簡単です、地元の新聞社は、よいニュース、がんばる人を探しています、地域で一番になるのは簡単です、あなたは、この本でインストラクター事業の本随を感じ取りました。

  • 小坂部長から借りれる

  • 器と冠をつくり、インストラクターを大量につくることにより、顧客獲得をつくるビジネスモデルの紹介。
    認定とか、検定とか、できるだけ受けたくない私には、ヒットしなかったが、確かにお墨付きが好きな人もいるわけで、そういう人にはいいのかもしれない。
    成功モデルとしては、押し花ビジネスとか、純銀アートとかが紹介されていました。
    特に口コミ力の高い女性で成功しやすいとか。私の脳は、男性に近いのかも。

  • 新・家元制度=認定制度、インストラクター事業を作って顧客を獲得、先生を作る事で業界No1になるビジネスモデルとは。

    一読してうなってしまいました。確かに、今そういうビジネスモデルでにぎわってるところって結構あるわ。。女子界で。(そしてこれが女性特有のモデルという事も書かれていて、それにも深く納得)
    うーん、そういう方法があるかー、なるほど。。。。

    こちらの著者の前田出さん、そういえばどこかでみた。。。。と思ったら今度あるセミナーの講師だった→コロネットの社長、あ、あれかー!です。
    実は私、このコロネット(楽習フォーラム)の講座を受講中。まだ終わっておらずーで、修了できるかどうか微妙なのですが(汗)

    これ、受講する時に怪しい。。。IT苦手そうな会社。。。。見本がへったくそ。。。などなど色々思っていたのですが、そうかーこれってこのビジネスモデルの横展開だったのねぇ。
    成功しそうにないなーなんて思ってたのですが、元祖のモデルは上手くいってるんだそう。その元祖講座はだっさー!!(失礼)と思っていたのですが、そうなのか成功してるのか。

    まあそれはおいておいて、確かにこれは色んな業界に展開できるモデルかもしれないなーと感心してしまった。何か展開できるかなあ。。。ちょっと考えてみよう。
    色々と示唆がある本でした。

  • ビジネスプランにと、知人に紹介してもらったことがこの本との出会いのきっかけだったが、実は以前読んだビジネス誌に掲載されていて、興味関心を持っていた内容だと気づいた。
    でもただの「会員制ビジネス」ではないことに気づいたのは、この本を読んでから。
    仕組みと事例を紹介するだけで、儲かる構造にまで定量的に言及しているわけではないのが消化不良。ここから先は自分で考える。

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