一気に業界No.1になる!「新・家元制度」顧客獲得の仕組み―どんなビジネスにも使える! 継続率96%の秘密
- ダイヤモンド社 (2008年7月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478006221
作品紹介・あらすじ
1896年民法制定以来、112年ぶりの公益法人制度改革で、あなたのビジネスにも優良顧客を一気につくり出すチャンス!いま、業界の垣根を越えて、新しいムーブメントが起ころうとしています。一気に業界トップに舞い降りる!インストラクター事業。いままで封印されたノウハウが、はじめて明らかとなる。
感想・レビュー・書評
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プラットフォーム戦略。
デジタルではない世界で、社団法人・財団法人を活用してプラットフォームを作る戦略の解説。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルで面白そうだと思って読んでみました。
新・家元制度と言っているわりには一般的な資格制度とあまり変わらない印象。
ロジカルな説明はわかりやすいけど、想定するものの規模が大きすぎていまいち実感しづらかった。 -
・教育事業の基本は、先生を作り、先生を輝かせること。
・先生が地方の媒体に取り上げられやすいよう、
先生をブランド化する戦略を練る。
・インストラクター事業を作る6つのステップ:
1)器を作る
2)冠を作る
3)標準化する
4)検証する
5)結果を出す
6)コミュニティを作る
・地方に事業を根付かせたいなら、地元企業と組む。
選定基準は、受講対象となるお客をもっているかどうか。
・インストラクター事業は、先生という
ビジネスパートナーをつくるビジネス -
先生をたくさん育てる。
そのコンセプトがおもしろいと思います。
「新・家元制度」
社会に与える影響力を考えるとき、
生徒を増やすのではなく、先生を増やす。
質の高い先生が増えれば、
先生同士のコミュニティも生まれて、
そこで学んだ生徒も増えて、
その業界の質を高めたり、新たなサービスを創出したりできます。
そのための流れとして、
器をつくる
冠をつくる
標準化する
検証する
結果を出す
コミュニティをつくる
という順で説明しています。
コミュニティづくりで興味深いのは、
器をつくる部分や冠をつくる部分の事例でしょうか。
いかに、お墨付きを得るか、信頼を得るか、集客できる仕組みをつくるかということで、
デパートと組んだり大学の先生と組んだり、財団法人と組んだり。
そのスケール感と発想の自由さだけでも、
なるほどねぇ、と思わされます。
もう少し丁寧に一連の流れを書いていただけるとありがたいのですが、
発想だけでも学ぶ価値があるのではないでしょうか。
“明確なビジョンを持たず、お金を儲けるためだけにこの事業をはじめても、創業メンバーとなるいい理事も、いい先生も、いい生徒も集まってはきません。当たり前のことですが、志の低い組織には志の低い人、設けたい人しか集まらないのです。” -
先生を柱とした教育ビジネスモデルについて詳しく説明した本。
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小坂部長から借りれる
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器と冠をつくり、インストラクターを大量につくることにより、顧客獲得をつくるビジネスモデルの紹介。
認定とか、検定とか、できるだけ受けたくない私には、ヒットしなかったが、確かにお墨付きが好きな人もいるわけで、そういう人にはいいのかもしれない。
成功モデルとしては、押し花ビジネスとか、純銀アートとかが紹介されていました。
特に口コミ力の高い女性で成功しやすいとか。私の脳は、男性に近いのかも。 -
新・家元制度=認定制度、インストラクター事業を作って顧客を獲得、先生を作る事で業界No1になるビジネスモデルとは。
一読してうなってしまいました。確かに、今そういうビジネスモデルでにぎわってるところって結構あるわ。。女子界で。(そしてこれが女性特有のモデルという事も書かれていて、それにも深く納得)
うーん、そういう方法があるかー、なるほど。。。。
こちらの著者の前田出さん、そういえばどこかでみた。。。。と思ったら今度あるセミナーの講師だった→コロネットの社長、あ、あれかー!です。
実は私、このコロネット(楽習フォーラム)の講座を受講中。まだ終わっておらずーで、修了できるかどうか微妙なのですが(汗)
これ、受講する時に怪しい。。。IT苦手そうな会社。。。。見本がへったくそ。。。などなど色々思っていたのですが、そうかーこれってこのビジネスモデルの横展開だったのねぇ。
成功しそうにないなーなんて思ってたのですが、元祖のモデルは上手くいってるんだそう。その元祖講座はだっさー!!(失礼)と思っていたのですが、そうなのか成功してるのか。
まあそれはおいておいて、確かにこれは色んな業界に展開できるモデルかもしれないなーと感心してしまった。何か展開できるかなあ。。。ちょっと考えてみよう。
色々と示唆がある本でした。 -
ビジネスプランにと、知人に紹介してもらったことがこの本との出会いのきっかけだったが、実は以前読んだビジネス誌に掲載されていて、興味関心を持っていた内容だと気づいた。
でもただの「会員制ビジネス」ではないことに気づいたのは、この本を読んでから。
仕組みと事例を紹介するだけで、儲かる構造にまで定量的に言及しているわけではないのが消化不良。ここから先は自分で考える。