ドクター・ヴァンスの 英語で考えるスピーキング―すらすら話すための7つの思考法
- ダイヤモンド社 (2009年2月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478006900
感想・レビュー・書評
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ある程度英語が話せる人向け本。
理屈は非常に平易に書かれている。
あとはいかに実践の場を作るか、が難しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
個人的に、大部分は特筆すべき内容とは思えなかったが、簡潔にまとまっていて、英語を話そうとするときに持つべき心構えをおさらいするには丁度よい。
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スピーキングのコツ。なんどか見直して、常に意識することにする。日本語にも使える。
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文節、思考のテンプレート、映画監督の気分で、リンキング、アクションは動詞に、メッセージ・デザイン等。
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アドバイスが非常に具体的。使いやすい表現を紹介するのみに止まらず、英語を話す上で必要な思考の型をわかりやすく説明しているので、これを身につけることができれば、必ず上達するはず。
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[図書館]
読了:2010/5/8
購入:2010/9/28
2章
『Doer,Action,Goal』というテンプレートの方が、『Subject,Verb,Object』よりも分かりやすかった。
『SVO』のテンプレートは、単語の並びのみを規定しており、単語の意味までは考慮していない。そのため本書で「ネイティブには理解しづらい」とされる " is[are] 〜ed by ." の形の文が生まれやすくなる。
pp.57-59 の最頻出250動詞の様々な意味と用法を一つ一つ調べて自分のものにしていったら、かなり力になると思う。
3章
母音のリンキングは今まであまり意識していなかった。【y】【w】音については『オバケの英語』参照。
リンキングが正しくないと、過去形を使ったつもりなのにそう聞こえない。
5章
高低メロディを意識(高→重要情報)することでリスニングの聞き取りがずいぶん変わった。
7章
CLAIMをREASON,EXAMPLEで支える、というよくあるロジカルスピーキングの話。
ただ、ロジカルに話す具体的な方法として、「I think X, because Y. Forexample, Z」という公式を提供してくれているのが分かりやすくて良い。
Q&A
スピーキング教材のメソッドが昔からまったく進化していないこと、典型的な「場面が設定され、」 -
英語で講義をしたい!
コミュニケーションを取りたい!
という野望と妄想の下、本書を購入する。
なるほど…(○o○)
7つの思考法で劇的に変わるのかはボブ次第。
文節とかメロディーとか、技術的なところはもちろん、コミュニケーションを広げる「雑談」にまで話が広がっているのはグッ!
ボブが英語を自在に操るのはいつになるのか…
四十の手習い。
結果は如何に? -
これは「スピーキングの思考法」をわかりやすく伝える貴重な書です。日本人の欠点や、日米の思考法の違いなどを論じた書は他にも沢山あるのですが、この本はそれらを的確に、必ず例を示し、読者が納得する形で示している点で他所の追随を許しません。
さらに、いくつかの練習も含まれているので、実践練習にもなります。
英語の学習法を学ぶ本としては、基礎の単語力がある程度ある(TOEIC600くらい)状態の人は真っ先に読むべき本だと思います。
分厚い本ではないのに、内容は驚くほど充実しています。学習法を習ったことがない人にとっては初めて知ることが多いのではないかと思います。とにかくわかりやすいので、絶対読みこなせます。難易度の低さのわりに有効性は非常に高いお得な本です。
この本で示されているメソッドは巷に溢れてるまやかしの英語学習を推薦している本たちが示すメソッドとは一味も二味も違います。中には英語学習者の中では当たり前になりつつある内容もあったので、私はほとんど知っている内容の話でしたが、とてもわかりやすく解説してくれているので、理解の深度がとても増しました。ヴァンスさんに感謝です。この人が薦めるE-CAPというテストもいつか受けてみたいと思いました。
日本語と比べて圧倒的に論理的な展開が好みの英語という言語についての思考法の解説なので、ビジネスマンにとっても使える内容となってます。 -
日本語と英語の「思考法の違い」にフォーカスしているのが興味深い。その辺を意識して仕事でネイティブと話すと、納得する事が多い。個人的な性格の問題と思っていた事が、実は語学的にそういう思考法になりがちなのかな、と思ったり。逆に日本語で考えをまとめるときにどこか論理的でないことに気が付いたりもする。英語への理解が深まる良書。
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何度も繰り返し読む価値あり。