企業の知恵で農業革新に挑む!―農協・減反・農地法を解体して新ビジネス創造
- ダイヤモンド社 (2010年2月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478012833
感想・レビュー・書評
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農地法の関連で―と思い読んでみたけれど、思いのほか面白くあっという間に読了。
農業法人などの言葉は知っていたものの、関連する問題なんかは全く知らなかった。
80代が引退して60代が新規参入する分野。
企業がどのように農業に参入し、係わっていくべきか、農協との立場の相違、さらに農業委員会の立ち位置など、耕作放棄や相続なども絡めてとても勉強になった。
また、農業の効率化についてもいろいろなアプローチの仕方があるものだと、知った。
着眼点を変えてみるって大事。
多少過激なのは、気になるけれど同じ人の著書も図書館にあったら借りてみたい!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「農協の大罪」(←誰かに貸したか差し上げた気がするが記憶がない。。。)の著者の本。ユニクロの例に見られるように企業の参入は難しいが、そのぶんチャンスともいえるし、起爆剤になってほしい。
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日本農政の8つの大罪
1.農地政策の失敗 2.甘い転用規制 3.ゾーニングの不備 4.農地の売買による規模拡大は進まない 5.高米価政策の弊害 6.零細兼業農家への過剰な保護 7.延びない単収 8.農協の横槍 -
農業法人とは、「法人形態」によって農業を営む法人の総称
農業法人には、「会社法人」と「農事組合法人」の2つのタイプがあり、また農業法人は、農地の権利取得の有無によって、「農業生産法人」と「一般農業法人」に大別される。