FX 一目均衡表ベーシックマスターブック

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 75
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478016671

感想・レビュー・書評

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  • おすすめ度:90点

    全ページオールカラーのため、チャートがとても見やすい。福永博之氏の解説もとてもわかり易く、初心者でも理解できる内容となっている。
    一目均衡表に関する私の最大の疑問は、現在値が五線の下に位置し、下降トレンドが継続している場合、永遠に安値近辺で取引できるタイミングがない、ということであった。
    そうした弱点をカバーし、実際のトレードで投資家を助けてくれるのが、「時間論」であり、「値幅観測論」であり、「波動論」であると著者はいう。
    実際、本著においても、五線に関する解説は1章のみしか割かれておらず、「時間論」「値幅観測論」「波動論」そして、その「統合化」に大半のページを割いている。
    ただ、「時間論」「値幅観測論」「波動論」「統合化」についての実例をみても、どうしても後講釈となってしまっていることは否めない。
    チャート派の限界は、過去の数字の加工にある。だが、一目均衡表は唯一、未来にも線が描かれているテクニカル指標だ。私はそこに、一目均衡表の特異性があると思っている。
    私としては、五線を中心に考え、本著で学んだ3論をしっかりと意識して、今後、チャートをみていきたいと思う。

  • 一目の各ラインの復習になった。
    ただ、その後複雑になっていく。
    スパンモデルを学んだときのほうが納得感が大きかった。
    後半はほとんど波動論。
    トレーダーならある程度肌感覚で分かっていることかな、という印象。

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著者プロフィール

国際テクニカルアナリスト連盟国際検定テクニカルアナリスト
株式会社インベストラスト代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会副理事長、国際テクニカルアナリスト連盟国際検定テクニカルアナリスト勧角証券(現みずほ証券)を経て、DLJdirectSFG証券(現楽天証券)に入社。投資情報室長、経済研究所チーフストラテジストを経て独立。2007年11月、株式会社インベストラストを設立。現在は投資教育サイト「itrust アイトラスト」を主宰、総監修と講師を務める。テレビ東京「モーニングサテライト」、TokyoMX「東京マーケットワイド」、日経CNBC「日経CNBC 朝エクスプレス」など株式関連のテレビ番組のレギュラーコメンテーターとして活躍するほか、ラジオNIKKEI「ウイークエンド株!」「スマートトレーダーPLUS」でもレギュラーパーソナリティを務める。「四季報オンライン」や「ダイヤモンドZAI」など連載も多数。

「2018年 『テクニカル分析 最強の組み合わせ術 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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