日経平均を捨てて、この日本株を買いなさい。 22年勝ち残るNo.1ファンドマネジャーの超投資法
- ダイヤモンド社 (2012年2月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478017142
感想・レビュー・書評
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澤上篤人さんや鎌田恭幸さんと並んで、とてもまっとうな投資哲学で長年運用されてきたのが、著者の藤野英人さんです。
おもしろかったのが、「ロックな会社に投資しよう」というコンセプト。
ロックな会社とは、
・強いメッセージ性がある
(企業理念や、会社の将来性、社会に対しての想いが明確)
・一体感がある
(社員がプレイヤー。株主、お客様、社員がみんな一体と考える)
・旧弊に立ち向かう革新性とエネルギーがある
(既存の常識を打ち崩せるパワーを持っている)
LOVE & PEACE です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
投資とは未来を信じること。
会社の大きさだけではなく、理念や理想、私たちの暮らしにどう役に立っているのか、積み重ねてきた「ならでは」のものがあるか?
インデックス投資やアメリカ株がもてはやされているが、投資をするにあたっての心構えとか基本を教えてくれたことはありがたかった -
アクティブ投信には興味がなかったが、ひふみ投信はよさそうだな!経済の事も分かりやすく書かれていてよかった!株式は5年に一度ぐらいは暴落がおきるけど、落ち着いて本当に成長できる株を選ぶ!
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投資の本なのに、なぜか(色んな意味で)元気のもらえる本でした。
#もちろん、アクティブ投資についても非常に勉強になしました -
私が自信を持ってオススメできる源泉アクティブ投信はこの5本①コモンズ30②結2101③JFザジャパン④大和住銀日本小型株ファンド⑤ひふみ投信
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"超成長株とは、株価のトレンドが20年続き、何十倍にも成長する株のこと
超成長株を探す5つの法則
1.私たちの生活を快適で楽しいものにすることに貢献している
2.10年後、20年後も必要であり続ける
3.その会社ならではの強みがある
4.進化し続けるDNAがある
5.高い理想に基づく明確なビジョンがある
「私たちの生活を快適で楽しいものにすることに貢献している」という法則は、何度強調してもし過ぎということはないくらい重要
著者はワタミを応援
デジタルガレージは、インターネット業界の目利き" -
インデックス投信よりアクティブ投信を進める本。暗黒の20年と言われていたのは実は大企業の株価が下がり続け、その中でも優良な中小企業は株価の上がりがあったのだという。そんな大企業が入っているインデックス投信に投資してもいいのか?という投げかけ。
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日本は失われた20年で後退した。もうだめだ。しかし、日本でも成長している企業がある。日本はだめなんかじゃあない。
2012年の本を2016年に読む。
こないだこの人の2004年の「スリッパの法則」の本を読んだ。そのころからリーマンショックとか東日本大震災とかを経てももうけを出している。日本でもきちんと成長している企業があるということだ。
成長しているということは、社会により良い価値を提供しているということ。本当に価値のある企業に投資することこそ成功のカギである。
日経平均を支える大企業が後退しているから日経平均が低下している。だから日経平均に惑わされてはいけないのである。
投資をしたいなら、成長しようと、変化を受け入れようとしている、良い企業に投資するべきである。
日本品質は世界で信頼されている。だから、また日本は復活できる。その時に勝ち組にいられるように、社会に目を光らせ、より良い会社に投資しよう。 -
アクティブ投信は確かに平均ではインデックス投信に負けているが、インデックス投信に買っているアクティブも存在することが分かった。