- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478020586
感想・レビュー・書評
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単なる論理的思考ではない、クリティカル・シンキング(健全な批判精神を持ちながら、物事を正しいやり方で、正しいレベルまで考えること)のやり方について論じた本。
総じてわかりやすい一方、ところどころ抽象的な点や、納得できない点もあった。
ただ、思考法を学ぶ本として役立つことに変わりはない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これは全ビジネスマン必見の一冊です。
思考する時は、やみくもに考えるのではなく、大きな論理の構造から考えること。
まず全体を仮説ベースでしっかり作って、そこの確らしさを根拠で補っていくと、効率的かつ効果的に思考できるのではないかと実感した。
この本は定期的に見直して、自身がどれだけ実践できてるか、チェックしたいと思う。 -
自身の考えの精度を高める上で、クリティカル・シンキングの3つの基本姿勢、論理展開のチェックポイントが非常に参考になる
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いろんなケースでの項目を分かりやすく書かれていて、分かりやすい事例が多かった
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【蔵書検索詳細へのリンク】*所在・請求記号はこちらから確認できます
https://opac.hama-med.ac.jp/opac/volume/478139 -
パフォーマンスを高めるにはOSだけでなく、優れたCPUが必要
冒頭のキーメッセージが好き。
型を知ることで、誤りが分かる。型を磨くことにつながる。
学びを抽象化してみた。
◎論理展開(なぜその結論が言えるのか、を示すための事実や前提の組立)における、演繹的思考、帰納的思考かその型と言える。
知る前と後で思考が変化したのを早速感じている。
本書で学ぶ、その型についての定石と落とし穴を日々の論理展開への洞察習慣へと刷り込むことがスキルアップに直結する。
例:偽相関、不適切なサンプル、副作用、バイアス、最後の藁(ラクダの諺)・・
論理展開(=なぜ、その結論が言えるのか)における3ポイント
・前提を合わせる
・ルールの省略が飛躍と誤解を生む
・相手のバックグラウンドに合わせる
ビジネスで使えることに重きを置いた本書は、
科学との違いに触れていて特に好感が持てる。
80%の仮説・検証のサイクルを高スピードで回すことが大切。(質とのトレードオフだが、どっちも妥協はしない)
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内容はロジカルシンキングと結構かぶっているが、本書はそれよりももう少し実用的な内容となっている。内容としては良いが、個人的には知っていることが大半だったのでそこまで大きな学びはなかった。ただ本書にしか書かれていない重要なエッセンスはあるので、読んで良かったとは思う。
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まず読むのに気合が必要だったが、読んでみると非常にためになることが多かったと感じる。
特に1章。
構造化することで見えてくることも多いように感じた。
イシューを意識する為に常に明記する、目につくところに置いておく、MTGの初めに繰り返すなど簡単なことからはじめてみようと思った。
ピラミッドストラクチャーは文章化が得意ではないこともあり、実践してみたい。
ただ読んだのちに1番に思ったのは
出来るかどうか分からない、どうやって自分のものにしていけるのか
だった。
繰り返し読む、実践してみるは確かにそうだが、これを頭に入れながら実践することが難しい気がするのでとりあえず目につくところに本を置いておくところから始めてみようと思う。目につくところにおこう。
現状把握、仮説検証の章は読んでても面白かった。 -
構造化や演繹・帰納、因果・相関など、今のロジカルシンキングの基礎を成す1冊
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クリティカルシンキングの講座を受講しながら予習的にテキストを使用した。問題も多く、一つの項目を掘り下げて学習するにはよかった。ただ、大きな論理の構造をつくる、論理展開、現状を分析する、因果関係、仮説と検証を結びつける総合的な問題か章があるともっとよかった。