- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478024195
作品紹介・あらすじ
未来を発明した30のビジョナリーワードから、熱狂的ストーリーを生み出す1行の戦略を学ぶ。アップル、グーグル、アマゾン、ディズニー、パタゴニア…etc.熱狂的ストーリーを生み出すビジョナリーワードのつくり方。
感想・レビュー・書評
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すごいよかったー。
コンセプトワード。ビジョンワード。 -
一つのキーセンテンスが、希望と未来を導いてくれる。毎日何気ない会話や文書も、もちろん言葉の集合体だ。勇気を沸き立たせる言葉もあれば、悪意に満ち足り、ネガティブになる言葉もある。しかし、言葉は単に言葉である。未来ある言葉には、成し遂げたい自分の想いが言葉にのっている。その想いが、どれだけ成し遂げようとする自分に対しての覚悟が強いほど、未来がみえる言葉になるのだろう。
この本は、そのキーセンテンスをいかに創り上げるかの事例を紹介し、分析した書である。ビジョナリーワードと呼び方を定め、1.解像度2. ほどよく設定された目標までの距離3.明確な風景イメージの魅力としている。スタッフにより分かりやすければ、同じベクトルを見る事ができるうる観点がこの3点であろう。そして、その達成する着地点も見えそうだと、やる意欲も挑戦しがいがある。また、ビジョナリーワードの作り方は、現状分析をし〈なぜ?なぜ?なぜ?〉を、もしかの可能性を見出し思考する。問題を解決する思考パターンと似ている。私も何か起きた時には、このなぜ?なぜ?なぜ?を繰り返すと、顕在化した分部から潜在した箇所が見え、物事の本質が理解出来、解決する可能がある。もちろん過去の経験に基づいてでしか導き出せないので、多くの体験と人と人との携わりが必要不可欠ではあるが、、、
しかし、導き出されたのは所詮〈言葉〉である。その想いを共有し、行動し続けた者だけが、この言葉がビジョナリーワードとなりえると思う。言葉が全てては有るが、言葉だけでは未来は描けない。 -
疑う→もしも、を考える→つまり、を言葉にする→計画する
めっちゃ勉強になる、メモメモ -
最初から、惹きつけられる文章で、さすがコピーライターと思った。
未来は言葉でつくられるという抽象的な言葉から具体例、実践法まで書いてくれたので、わかりやすかった。 -
事例集として面白い
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・目指すべき具体的な姿が思い浮かばない言葉は頑張れ以上の意味を持たない。
・ビジョナリーな人とは、未来を予測するのではなく、作り出す人
The best way to predict the future is to invent it. By アランケイ
・reuse, reduce, recycle の考え方を一言で業種できる「もったいない」を世界へ広めたいケやニア出身のマータイさん
・ディズニーランドの「キャスト」の圧倒的なホスピタリティ
・77年にアランケイが出した「パーソナルコンピューター」dynabook は現代のタブレットそのもの。
・女性のからだを(ファッションで)自由にする ココシャネル
・まねされる商品をつくれ。 早川徳次(シャープ)
シャーペン、テレビ、太陽電池などなど
◯ビジョナリーワードの作り方
・よくできたビジョナリーワードは「未来からの絵はがき」
1. 解像度の高い具体性
2. 行ってみたい、行けるかもしれない、という絶妙な距離感
3. 魅力的な風景
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-http://naokis.doorblog.jp/archives/word_creates_future.html【書評】『未来は言葉でつくられる』〜つまり一言で言うと?〜
-http://naokis.doorblog.jp/archives/my_best18_books_2015.html【読書】2015年読了マイベスト
<目次>
はじめに
PART1 言葉は未来を発明する道具
PART2 「時代」を発明した言葉
PART3 「組織」を発明した言葉
PART4 「商品・サービス」を発明した言葉
PART5 ビジョナリーワードをつくる四ステップ
PART6 未来への入り口を探求
ステップ1 現状を疑う
ステップ2 未来を探る
PART7 言葉をつくる五つの技法
ステップ3 言葉をつくる
技法1 呼び名を変える
技法2 ひっくり返す
技法3 喩える
技法4 ずらす
技法5 反対を組み合わせる
PART8 旅程表をつくるバックキャスティング
ステップ4 計画をつくる
おわりに
参考文献
2014.01.30 ビブリオバトルで見つける。
2015.01.25 読書開始
2015.02.04 読了 -
献本にて頂く。
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ビジョナリーワードをつくる4ステップ
よく出来たビジョナリーワードは、「未来からの絵ハガキ」に喩えられる
機能するビジョナリーワードの条件
1.解像度
S 具体的である
M 定量化できる
A 達成可能である
R 現実的である
T 期限が決められている
2.目的地までの距離
3.風景の魅力
ビジョナリーワードの設計
1.現状を疑う →本当にそう?
2.未来を探る →もしも?
3.言葉をつくる →つまり?
4.計画をつくる →その為に?