世界初をつくり続ける東大教授の 「自分の壁」を越える授業

著者 :
  • ダイヤモンド社
3.81
  • (11)
  • (20)
  • (13)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 178
感想 : 22
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478024485

作品紹介・あらすじ

「自分の人生が平凡に思える」「どこかで見たようなアイデアばかり」「結局、二番手以降で終わってしまう-」そんな人にこそ効く。バカの力!「その他大勢」から突き抜ける頭の使い方を東大名物教授が初公開。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大変読みやすい本だった
    やはり頭が良い人は文章も簡単にわかりやすく書いている
    馬鹿な発想が大切
    新しい分野を自分で作っていくこと
    1円玉を0だと考えない
    横から見れば四角
    とるべき情報は99で満足せず100までしっかりとる
    みんながやっているから守らせるのではなく公共の場では静かにしなさいといったルールを教えることが大切

  • 定番の内容ではあるけど、文章が分かりやすくて良かった。言うは易く、行うは難し。

  • ・コンセプト(開発の目標)、アイデア(コンセプトの具体化)、開発(具体化)
    ・新しいジャンルをつくる
    (研究方針)
    ・新発想 既存技術を知恵でつなぐ
    ・新原理 原理的に異なる新技術を発明する
    (怒られほど、先端的になる必要)
    独創とはみんながやらないことをやること:糸川
    (突き抜けるには)
    ・頭をつかう:24時間。一晩で100パターン。
    ・手をつかう:アイデアをマンガにする。
    ・人をつかう:他人に相談し、ディスカッションする。
    (発想を独創に)
    ・違うテーマを考える
    ・違う方法を考える
    ・違う結果を考える
    1から10まで自分でやる習慣を
    (天才:生き方が天才)
    ・高い志
    ・行動力
    ・人生のすべてを投入
    (捨てる、宇宙人になる)
    (複数の専門を持つ)

  • バカになるとは、周りに流されずに自分の考えを貫くという事だと分かった。
    日本人は、同調圧力が強いので難しいと考えるのと、人と違う方向に行くと不安になるというのも分かる。
    しかし、本書で語られている様に同じ場所に行って新しいモノが生み出せるとは思えない。
    だが、新しいジャンルを生み出しても時代に合っていなければ埋れてしまうとも思う。
    ジャンルを生み出しても時代に沿っていないと意味がない。
    本書を読んでいると、ホリエモンの本とよく似ているなと感じる。
    行動し、周りに流されるな、肩書きを複数持つ
    これからの時代、そういう事が大切になってくるのかなと感じた。

  • 2017/09/22
    よくあるっちゃよくある内容の自己啓発本。
    What I Wish I Knew When I Was 20にも似てるか。
    結局は、壁を作るな、他人の反対はそこまで気にするな、他の人と違うことをやろう、そんな内容。
    ただ、著者本人の経験を交えてるのがこの本の独自性(当たり前だけど)。
    発想を変えてみる、変な発想をしても恥じない。まあ、当たり前といえば当たり前だけれど、言うは易し行うは難しってやつですかね。

  • 医療ロボットの分野で、独創的な研究を継続している東大先端研 教授の著者からの"独創のススメ"です。
    著者は、"バカ"になれと説いています。
    "バカ"の意味は、人が思いつかないことをやれということ。そのためには、常に考えることを怠らず、これと思ったことは自ら手を汚して取り組み、他の人とのディスカスを通じて、刺激を受け、新たな発想を掴むこと。
    なるほど。

  • 自分の壁を超えるには、バカ(常識にとらわれない)になる必要がある。発想が目から鱗でした。

  • ◎天才とはなにか? スペックじゃなくて姿勢
    ・天才は生き方が天才。要素分解すると天与の物ではなく 1志、2行動力、3時間投下がポイント。
    ・能捨。何を捨てるか?=何を残すか?

    ◎変わるべきは子供や若者ではなく、まず大人なのです
    ・ノーベル賞受賞の野依教授の言葉「賞をいただいて研究の優秀さは評価されたが、自分は未だ優秀な学者ではない。学者としての研鑽を積んでいきたい」素晴らしい姿勢。教育改革を叫ぶ前に自分を改革し優秀な(  )を目指すべし。※子どもを変えようとする前に自分がそれなりの親になること、部下を云云より優れた上司になること。

    「日本の将来を語るとき、多くの識者は「教育から変えていかなきゃダメだ」と言います。しかし、ただ教育システムを変えるだけではなんの意味もありません。変わるべきは子供や若者ではなく、まず大人なのです。

    ◎その他 印象に残ったところ
    ・日本ロボット学会で調査したら研究者の4割以上が”鉄腕アトムに憧れて” ⇒面白いエンタメコンテンツが未来を作るのかもしれない。
    ・1964年東海道新幹線のコンセプト「東京大阪3時間」シンプルで大胆で人を動かした。
    ・日本人は新しい企画に減速発言「絶対にできない」「成功してからみせなさい」。この手の発言は気にしなくて良い。
    ・ハングリーなほうが知恵を絞れる

  • テンポの良い文章で読みやすい本でしたが、書いてある内容は意外と普通でした。

  • コンセプトから考える、宇宙人になる、人と違うことに価値がある、などタイトル通りの自分の壁を越えるヒントがたくさん。この手の本はタイトルで煽って内容は全然違うことが多かったので、久々にいい本を読めた。

全22件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

東京大学大学院情報理工学系研究科システム情報学専攻教授、先端科学技術研究センター教授兼務。1953年、大阪府に生まれる。大阪府立住吉高等学校卒。大阪大学にて金属材料工学科と生物工学科を卒業後、修士課程を経て、東京工業大学大学院制御工学専攻博士課程修了。工学博士。カリフォルニア大学研究員、東京大学専任講師、九州工業大学助教授、名古屋大学教授を経て2010年4月より東京大学教授。医用マイクロマシン、医用ロボットの世界的先駆者。2010年紫綬褒章受章。文部科学大臣賞(研究功績者)、米国ラボラトリーオートメーション学会功績賞、ロボット学会論文賞など、受賞40件以上。2018年にIEEE ICRAの30年間で最も影響を与えた賞( Most Influential Paper from 1988)賞受章。助教授時代から「バカゼミ」「卵落とし大会」など様々なイベントを開催。
専門書以外の著書には『「自分の壁」を越える授業』(ダイヤモンド社)がある。
NHK「爆笑問題の日本の教養」「課外授業 ようこそ先輩」「ETV特集」、TBS「夢の扉」、日本テレビ「世界一受けたい授業」などに出演。

「2019年 『世界初は「バカ」がつくる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

生田幸士の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×