- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478026717
感想・レビュー・書評
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ビジネス
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ファイナンスの入り口に読んでおくとよい
数を経験されているだけあって、現場での勘所が妙 -
良かった点
会社規模・パーセンテージ・変動具合で考えるという視点は
なるほどな~と思った。しかし0.4%の数値が0.6%になっても誤差の範囲なのか異常事態なのか全然分かってないのでそこをもっと突っ込んでくれたら親切かと。そこまでできるのはプロだけ??
総評
タイトル通り「やばい会社」を避けられるよう、決算書が読めるようになりたいな~と思って読んでみた本。
5期分通してみることの重要性には唸るんだけど、有償の企業分析ツールを使うか、企業IRを出力して自分でエクセルに直すかしないと一覧が見にくいなぁと。
やっぱお金を稼ぎたいのなら努力しないとダメなんだなと思った。ていうかこの通りやって行ったら何か大抵の会社にケチがつくんじゃ??と思わせる。良い株は既に高値だし。お宝探しは大変だ! -
決算書をみるときのポイントについて。
日本基準の会計基準。
例示がおおくてわかりやすい。 -
決算書を見る時の指標の解説と実際の決算書を使った実践。
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会社の財務状況の良し悪しを見極める要素として「安全性」「収益力」「安定性」「市場リスク」「企業の底力」「将来性」「内部統制」の7つ視点とその見極め方を説明している。
しかし、仕事として長時間そのような作業が出来るならいいが、ちょっと財テクで資産が増えればと言う程度の人には、書いてあることを実行したり、アラを見つける事は出来ないだろうと思った。
全てを実施する事は出来ないが、大切だと思ったことは
現在の数値だけで判断するのではなく、過去の資料を入手してその企業の推移を見て判断する必要があると言う事。
また生の数字で比較しても企業規模等が違う為、どちらが良いかが分からず判断できないので、百分率に直す事は出来るので、少なくともそのくらいの検討はしないといけないと思った。
ここに書いている情報は、金融のプロだけが入手できるものではない。
プロではないから、しょうがないでは自分の大切な資産をやばい会社に投資して目減りさせてしまう事にあるので噂や雰囲気だけで判断せず、自分でひと手間かけて判断したいと思う。