マーケットの魔術師 エッセンシャル版--投資で勝つ23の教え
- ダイヤモンド社 (2014年10月24日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478028674
作品紹介・あらすじ
伝説の名著4冊がこの1冊に凝縮!「自分に合った手法」「積極的なリスク管理」「我慢強さ」「自分の強み」「ハードワーク」「感情との付き合い方」「負けが続いたときの対応」など、コンスタントに利益をあげるポイントが一目でわかる。
感想・レビュー・書評
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マーケットの魔術師シリーズ4冊の美味しいところをまとめたもの。優れたトレーダーへインタビューを行い、その回答を正確に載せ、解説を付した内容となっている。
本書では具体的なトレード方法は少ない。各トレーダーの取引きにおける様々な状況の中での、精神的な部分にフォーカスしている。これが正解というものは無いが、プロ達の思考から学ぶことは多いと感じる。
投資の世界に限らず、失敗は予測できないことである。ならば失敗こそ基本要件としてしまおう。
ファンダメンタル分析、テクニカル分析の対立に関する見解は『マーケットにはこれだけが正しいという道はない』ということである。
攻め以上に、守ることに集中すべし。取引に入る前に損失の限度は設定して出口は決めておく。損小利大が原則である。大きな失敗は勝てるチャンスを逃してしまう。
待つことである。『曲がり角の向こうにお金が落ちていて、あとはそれを拾うだけという状況になるまで』
それまで我慢する。興奮を求める場所として、マーケットは非常に高くつくのである。衝動的な取引は大損失をもたらす。
とにかく自分の取引を振り返って、反省することである。何かのせいにするのでは無く、上手くいった理由と失敗した理由を分析し、次に活かすこと。
そして『うまくいっていることをもっとやり、そうでないことを少なくする』
間違いは必要である。勝つためだ。
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数年前から読もうと思ってた本を先月やっと読んだ笑
著名の投資家の投資で勝つ為の心得が満遍なく盛り込まれている良本だった。
個人的にはデイトレードと並ぶくらい、これだけ読んどけば勝てるんじゃないの?ってくらいの素晴らしい内容。
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手法ではなく、思考に成功者のエッセンスは凝縮されている。逆に、成功者の思考に共通項はあっても、そこからのアクションは十人十色で面白い。
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非常に評価の高い投資家のインタビュー集である「マーケットの魔術師」シリーズ4冊のエッセンシャル版。第1,2弾は1990年代,第3弾は2000年前後,第4弾は2010年頃にアメリカ人投資家へインタビューしたもの。
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常日頃考えている、競馬の勝ち方と通ずるものが多々あった。
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株投資の心構えやメンタル面について有名トレーダーが答えている。株投資するときに読みたい!
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これは、確かに何度も読み返し、戒めとすることだ。
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投資は、すべてゼロから考える。前の成功は、ひきずらない。
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本書中にもありますが、何より大事なのはその人に合った方法をとることですね。
いろんなトレーダーへのインタビューから参考になる情報を得ている本書ですが、それぞれの人の言うことが相反するものになっていたりします。
だからこの本にある内容も、自分にとって参考になる部分を、必要であれば取り入れるということでよいかと思います。
個人的にはオプション取引したことがなかったので参考になりました。日本の個別銘柄でもやりたいですね。 -
マーケットの魔術師を読んだことがない。
というか、あの文型?が苦手で食わず嫌い状態。
そうした自分にとってこの本はとてもありがたかった。項目もよくまとめてあり、非常にわかりやすかった。
どんなトレーダーの方々にでも合うのではないかと思う。
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