あなたの1日は27時間になる。――「自分だけの3時間」を作る人生・仕事の超整理法
- ダイヤモンド社 (2015年12月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478064771
感想・レビュー・書評
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残業続きで終電族。毎日疲弊し、心身ともに疲れ果てた著者が、「仕事漬けの人生を変えたい! 」と一念発起。仕事の効率化とスピードアップで、残業ゼロに加え、年収倍増も実現!
その秘密とは?という帯にあるが、実際の所は、結構基本を確りやることができてない新人や若手にとって、基本動作を学ぶ本としてはいいのかもと思った。進め方や自分のコントロールの仕方などは、新人教育というよりもOJTに頼るところが大きいし、具体的な仕事のイメージができてからでないと難しい。仕事の効率化とスピードアップのエッセンスが入っている4週間プログラムとあるが、基本動作なので1日でOK(1日以上かけたら無駄)。
≪week1≫1日のリズムを整える
短時間労働の大敵は、残業や長時間労働の「習慣化」であり、それを当然のこととしている「考え方」。「日々の生活習慣を改善する」ことで、少しずつ「考え方」も変える。1日10分で最高のスタートダッシュが切る。残業続きでも大丈夫。日常を変える3ステップ。ムリなく続けられる早起き、ポイントは「強制力」。
≪week2≫仕事の渋滞をなくす
「常に仕事に追われている」最大の原因は『仕事の渋滞』です。解消のポイントは「スケジューリング」と「仕事の流れをスムーズにする」こと。仕事の質と速さは「順番」で決まる。「月単位→週単位」での鳥の目管理法。毎日を楽しくする「1日のデザイン」を見つける。
≪week3≫仕事環境を効率化する
「仕事の渋滞をなくす」だけでは、1日に3時間もの時間を生み出すことはできないので、仕事の効率化とスピードアップの土台となる「効率的な仕事環境の作り方」に焦点を合わせる。
1年で150時間! モノを探す時間をなくそう。朝15分と帰る前の15分の整理整頓、すごいワザ。デスク整理は「定位置管理法」で完璧。
≪week4≫仕事をスピードアップさせる
ここから仕事のスピードを上げる具体的な方法をマスター。
めんどくさい、時間がかかると感じているものは、必ず速く、そして効率化できる。スピードアップの基本は「マニュアル」から。「動線管理法」で、仕事のスピードを上げる。「時間の予実管理」で、どんどん時間が増えていく。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
具体的でわかりやすい。
一週間ごとのステップも入りやすいし、行動に移しやすいなぁと思います。
早速、具体的な目標を定め、取り組んでいきます。
3時間時間ができたら、自分のためだけに使わない、と書かれていて、そうだよなぁって思いました。
家族のために何かできれば、私自身も豊かになる、そんな気がします。 -
急がば回れ
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【81/10,000】
『あなたの1日は27時間になる。』木村聡子
★★★★☆
平均的なビジネスマンは、1年間に150時間も「モノを探す」ための時間をつかっているそう。
それをどうやって減らすか・・・というのが私のライフワークでもあるのですが、その答えになりうる木村さんの6年間分のノウハウがみっちり詰まってます。
年初に読んで、2016年の行動を変えるのにはうってつけかも! -
読んでみれば当たり前のことばかりなのだけど、実践しようと思うと覚悟が必要かも。私の部下に、スケジュール管理が苦手で、いつも仕事に追われてしまう人がいるので、この本を勧めて、しばらく一緒にスケジュール管理していくことに決めました。