新入社員から社長まで ビジネスにいちばん使える会計の本

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 314
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478068038

感想・レビュー・書評

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  • 2024/02/08読破

    一言:会計の視点から考えるビジネス戦略

    感想
     中小企業の事務長としての観点と、投資を行う観点の2つから読みましたが、非常に分かりやすく、実益となる情報が溢れてました。特に導入編としてはいいと思います。実際の情報から活用方法まで分かりやすかったです。

    下記は印象に残った点
    p57
    投資観点
    「投資金額の総額」というのは、総資産をPLの当期利益で割ると投資対効果をチェックすることができる

    p144
    損益分岐点を求める方法

    p159
    会議費の人件費を算出してみること

    p172 ⭐︎
    会議の目的は、「正論・反論・合意」のプロセスを踏むことで「行動」に起こすこと

    p68〜74
    投資観点
    押さえておきたい12の指標
    ①流動比率 
    理想は200%
    目安は140%以上

    ②固定長期適合率
    固定資産÷(固定負債+自己資本)×100
    目安は100%以上

    ⑤総資本当期利益率(ROA)
    当期利益÷総資本(総資産)×100
    目安は1%以上

    ⑥売上高経常利益率
    事業の収益性を見るポイント
    経常利益÷売上高×100
    目安は3%以上

    ⑦純資産比率
    目安は30%以上

    おまけ
    自己資本利益率(ROE)
    世界的目安は10%以上
    日本は5%以上

    目安は100%

  • 至極当たり前の事なんだけど平易な言葉でわかりやすく書いてあって読みやすい一冊です
    基本の再確認と改めて参考になる資料にお買い得感が実感できます

  • 数々の上場企業で経理や上場準備に携わり、会計に精通した著者が会社の数字をみるにあたっての会計の要所について書いた一冊。

    本書を読んで、経営に活かせる実践的な理論が展開され、勘所を押さえていると感じました。
    BS、PL、CFといった財務諸表の説明はもちろん、資金繰り表や月次決算書、事業別損益表といった書類についても解説されており、本書で書いてあることを参考にすれば、会計面からの数字に基づいた的確な経営が行えると感じました。

    また値引きや貸し倒れや人件費など会社にとって未来に影響してくることも会計面の数字からどのくらいまで許容でき、また影響してくるということも解説されていて勉強になりました。

    全体的な内容としては中小企業向けだと感じましたが、上場企業の決算処理で行われているCF表や資金調達のことも書かれていて、経営に会計を活かす知識を得ることができ、非常に勉強になる一冊でした。

  • 会計に苦手意識を持っている人がざっくりと会計を理解するのにはいいかな。あくまでざっくりなのでちゃんと学ぶにはもっと詳しい参考資料が必要だけど、筆者も書いてるように会計思考を身につける第一歩としてはまあまあ。新入社員というよりは社長の卵的な立場から書かれてる感じ。

  • 読み始めてから途中で止まっており約3年後に続きを。
    決算書についての基本はわかりやすかった。PDCAについては会計に限らず何についても生かせると参考になった。会社の決算書を見ながら何度も繰り返し読もうと思う。

  • 人は納得すると行動が早いものです。

    「顧客の役に立っているか?」
    「会計思考しているか?」


    想定外の仕事が入ってきたら「実行を妨げる要因をどのように取り除くか?」と考えるのではなく、「実行を妨げる要因をどのように吸収するか?」と考えたほうが結果的に時間がかからず、その後の仕事がスムーズに進みます。

  • 会計の初学者向けの本。
    大手企業に勤務している者向けと言うより、中小企業向けの本。
    社長や企業を、考えている人には特に良書だと思います

  • 会計の入門として、良い書籍だと思います。

  • 2017/5/7

  • 20170803 再読完了
    前回読んだときより、会計の知識があったため、理解はしやすかった。基礎の基礎に関しては、もう大丈夫かな、という自信がついた気がする。


    会計の考え方の基礎がわかる本。
    粗方は分かるが、やはり何度も読み直す必要性を感じる。

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著者プロフィール

公認会計士・税理士、株式上場準備コンサルタント

「2014年 『コンサルタントは決算書のどこを見ているのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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