はじめての問題解決力トレーニング―――図を描けば本当の問題点が発見できる

  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 104
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478068069

作品紹介・あらすじ

2万人以上が学んだ!マッキンゼーで人材育成責任者として実践し、BBT大学の講座で人気の著者がチャート式でわかりやすい方法を公開!問題解決の第一歩を踏み出すのに最良の入門書!

感想・レビュー・書評

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  • 流れるように読めて理解もできるが、実務に充てはめることが難しい。チャート分析の基本が書いてあるので、その辺りは型として参考にできる。

  • 大崎Lib

  • この本は、問題解決のプロフェッショナルで=経営コンサルタントのための本ではなく。

    現場で自ら積極的に問題解決に取り組もうとする人たち=実践するアマチュアに向けて書かれた本である。

    つまり、「会社を良くしたい❗」でも、どうしたらいいんだろう❓そう思っている方に、読まれたいと思っている本なのである。

    分かりやすくなるように、ベーカリーKENTA という具体例を出しながら、解説してくれている。

    特に、勉強になったのは、第3章の「質問を難しくする3つの壁」という箇所で、自分が情報収集をするときに、陥りやすい罠について書いてくれている。

    ①自分が疑問に思っていることを聞こうとして自分中心になってしまうという、質問の姿勢の問題。
    ②具体的で細かな質問からスタートしてしまうという、質問内容の問題。
    ③よりよい質問をし続けるためには、より広い選択肢を相手に示すことが大事であり、それを行うためには論理的な考え方が求められるという、質問者の論理的思考力の問題。

    質問力の重要性を感じる。

    このような実践する上で、注意すべきことの知恵が、本書には盛り込まれている。問題解決へと至る道程は、困難がつきまとうが、本書を手引きとしながら、頑張っていきたいと感じる。

    読んだらすぐBOOK・OFFに持ち込むのではなく。本棚に置いておきたい本である。

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著者プロフィール

斎藤 顕一(さいとう・けんいち)
大阪府出身。国際基督教大学卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。人材育成責任者、パートナーを経て、1996年にフォアサイト・アンド・カンパニーを創業。これまで経営コンサルタントとして企業業績向上に取り組むとともに、問題解決者の育成プログラムを数多く手がけ、企業の業績向上に大きな成果を上げてきた。ビジネス・ブレークスルー(BBT)大学において、2005年4月に大学院経営学研究科 教授、2010年4月に経営学部教授に就任。企業研修や塾生を含め、すでに2万人以上を指導。2016年退任後、eラーニング講座の開発、問題解決塾、問題解決実学会、ようは会等、後進の問題解決者の指導に余念がない。2017年に一般社団法人問題解決力検定協会代表理事に就任。2022年英語版eラーニング講座を発表。

「2023年 『サクッとわかる ビジネス教養 問題解決』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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