- Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478101735
感想・レビュー・書評
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めちゃくちゃ面白かった。いろいろと食事健康法の本はあるけど、個人的にはずっと疑問に思っていたことが晴れた画期的な本。
一人ひとり違う遺伝子を持っているのだから万人に同じ食事法はなく、遺伝子に合わせたカスタマイズをすべきという主張で、その具体的なガイドが示されている。
歯磨き粉など口に入れるものを事例に出していたりもするので、食品業界だけではなくヘルスケア・消費財メーカーの人にもぜひ読んでもらいたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
食餌本は血糖値信仰に陥り、あらゆる炭水化物を憎む傾向がある。本書を読みながら私自身も含めて「危ういな」と思ったのは、白人が書いた書籍を鵜呑みにしている点だ。当たり前だが彼らの先祖と我らの先祖は違う。ここで言う先祖とは「先祖が食べてきたもの」のこと。人体とは食べ物と細菌叢が織りなすハーモニーで形成されている。このため民族によっては消化できない食べ物があるのだ。
https://sessendo.hatenablog.jp/entry/2024/02/16/120805 -
DNAを体質と見て食べ方を見直す話。
大体近年の科学の解明話だったので知っていることが多かった。
グルテンフリー以上に乳化剤の指摘は納得。
うまみやedamameが流行っているのおもしろい。
新発見は烏龍茶。そんなにいいの!?緑茶が合わない人にはよさそうだし、試して見たい。 -
教養で読むというよりかは、タイトルの通り「最高のDNA」を手に入れるためのノウハウが詰まった本。
もちろん書いている内容をすべて実践するには、個人の努力が要されると思うが、例えば、「肥満」であったりといった具体的な項目に対して、自分が今どういった位置づけであるのかというのを確認する手段及び、各々にあった問題解決方法を具体的に提示してある。 -
科学の限界を認識しつつも、最善を尽くそうとする誠実な態度が良い。