コップってなんだっけ?

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 283
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478105320

感想・レビュー・書評

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  • 何かの記事で紹介されていたので読んでみた一冊。
    作者のアイデアで、コップが変幻自在に姿形を変えていく。私の固くなった頭ではこんなに出せないなと言うくらい本当にたくさんの形に変化していく。
    大人はもちろん、子供が読んでも刺激になると思う。
    最後のページにある、お父さん、お母さんへのメッセージが素敵。
    全く同じ人間なんていない。
    「人と違う」が当たり前だよね。

  • ヨシタケシンスケさんの「りんごかもしれない」的な、ひたすらマグカップって…ってことで進んでいく。
    あったら面白いなというのばかりで面白かった。

  • デザインとは日常のちょっとした不便を見逃すことなく、それに対する新しい解決策を見つけること。オオキさんの根底に流れる想いが単なる思考柔軟性のビジネス本とは異なる投げかけにつながってるような。表3をみてるだけでも楽しくなります。

  • この手のイラストがあると、見ずにはいられない。しかも発想力をぐんぐん鍛えるなんて書いてある。ヨシタケさんのようにこんなのがあったらいいなとかそのような感じでもあるんだけれど、コップの形が面白く変わってゆくだけでなく、ストーリーも繋がっている。どのページも発想も絵も素敵。何にも染まっていない子供が読むと大人よりも染み込み度合いが違うんだろうな。

  • デザインの思考が非常に柔らかい佐藤オオキさんの本。何気なくあるコップという形について、絵本形式でデザインを考える機会を与えてくれる。
    子供向けに作られているものだが、大人でも必見。
    日常にあるデザイン・形についての気づきを色々与えてくれる本。

  • 絵本なのに、すごい発信力がある。知恵が湧いてきそうな気にさせられそうです。

  • わりと抽象的というか概念的な絵本。読んであげた時は興味薄だったが、「ぎゅーにゅ(牛乳)」といいながらひとりでめくっていた。コップは牛乳を飲むからね、こどもにとってはコップは牛乳らしい。

  • さらさらと発想の勉強。見方について。

  • ヨシタケシンスケのりんごかもしれないを思い出した。
    すごく好きな作風の絵本。もっと読みたくなった

  • みんなで考えながら。
    本の中にはない、新しい発想、発見。

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著者プロフィール

デザインオフィス nendo チーフデザイナー
1977年カナダ生まれ。2002年早稲田大学大学院修了後、デザインオフィス nendo設立。建築・インテリア・プロダクト・グラフィックと多岐にわたってデザインを手がける。作品はニューヨーク近代美術館(米)・ポンピドゥー・センター(仏)・ヴィクトリア&アルバート博物館(英)など世界の主要美術館に多数収蔵されている。TOKYO2020の聖火台をデザインし、現在は2024年稼働予定のフランス高速鉄道TGV新型車両のデザインに取り組むほか、2025年大阪・関西万博 日本政府館 総合プロデューサー/総合デザイナーを務める。

「2022年 『半径50メートルのセカイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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