スタンフォード大学名誉学長が教える 本物のリーダーが大切にすること

  • ダイヤモンド社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478105887

作品紹介・あらすじ

全米トップ校の白熱授業を再現!
シリコンバレーの中心で、エリートたちは今、何を学んでいるのか?
オンライン教育の世界的リーダー、スタンフォード大学・オンラインハイスクール日本人校長、初の著書!
最新科学に基づくプレミアム・エクササイズ付き。

著者はオンライン教育の世界的リーダーとしてスタンフォードだけでなく世界中の学校のオンライン化もサポート。
この3月から7月まで50か国2万人以上の教育者たちにウェビナーやトレーニングを無償提供してきた。
著者は言う。

「本書で私が伝えたいのは、競争の激しいシリコンバレーで実践されてきた世界最先端科学に基づく生き抜く力です。
スタンフォードの精鋭たちが結果を出すためにやっていること、本当の幸せのつかみ方、コミュニケーション力、天才児の教育法までエクササイズ付きで紹介したい。
プータローから一念発起してスタンフォードにきて20年ほど、私が学術界の巨匠やビジネスリーダーから実感してきた生き抜く力="The Power to Survive"の源泉は、20年前に思い描いていた「ケンカ上等」でゴリゴリに勝ち上がっていくスタイルとは真逆の"共感"をベースにしたものでした。
実際、本書の内容はスタンフォード大学・オンラインハイスクールでも教えられてきました。
将来的に世界のリーダーになる天才児たちが実際に受けている内容です。
本書を通じて最高の生存戦略=生き抜く力を一緒に手に入れましょう」

スタンフォードでは通称「思いやりセンター」が設立され、エンパシーや利他の精神を真剣に科学するブームがある。
本書には6000人の前で行われたダライ・ラマによるスタンフォードでの英語スピーチ「思いやりの中心性」からローマ教皇、新渡戸稲造、カント、ヒュームまで面白エピソードとエクササイズが満載。
スタンフォード大学・オンラインハイスクールの進学実績は全米トップ10の常連。世界最高峰の中1~高3の天才児、計900人(30か国)がリアルタイムのオンラインセミナーで学んでいる(設立15年目で累計50か国・6000人超が在籍)。
全米有名大でもオンラインハイスクールはスタンフォードだけ。
著者はオンライン上でも、モンスターぺアレンツや多様な人種が集まる教員たちを巧みにマネジメントし、大学全体からも強い信頼を得ている。
日本人のための生き抜く力の磨き方を初公開!

感想・レビュー・書評

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  • リーダーシップについて。

    数値より、ストーリーで導く。
    読書は一生続ける。(過去から学ぶ)

  • 期待して読み始めたが、結局、最後まで楽しめなかった。理由は翻訳が悪いせい。アセット、コミットメント、コラボレーション、イニシャティブ、ラディカル…鼻につくビジネスマンの喋り方みたいでひっかかるわ。

  • スタンフォード大学の学長ゆえの下を育てる感性と企業の経営者としての視点が記載されており、中間管理職になるにあたってのジレンマが多少解消された。
    特に印象的だったのは、ビジョンを共有するのにストーリーを用いたこと。将来あるべき姿の共有には、効果的だと感じた。
    真性であること、謙虚であること(性格上これが1番難しい)、奉仕することを意識しようと感じた。
    「リーダーシップは、グループの成果を最大にするために存在する」と言う言葉は、胸に刺さった。

  • リーダーに必要ないくつかの要素が書かれている。
    印象に残ったもの

    「謙虚」さを持って人を率いるというのは、周りの人間があなたの業績を我が物顔にするようなこと
    なぜならリーダーにはそうする必要がないから。また、自分の理解が正しくないことを認めて、間違いから学ぶ機会を捉えること

    「真正さ(authority)」正直に話すこと、人類全ての本来のあり方を実践すること
    大人にとっては最も大事な要素
    ソクラテス「良い評判への道は自分が望む姿になるように努力すること」こうなりたいという善なるものの真の特徴を見極め、それを取得するために努力する。

    「共感」すぐに行動に移そうと閃いた時には、個人で対応するか組織として対応すべきかを自問しなくてはいけない。共感も公平さに抵触すると問題を引き起こす、学費を免除するアイデアはいいが、学期中や休暇中に働き寄付をすることにした

    「勇気:組織とコミュニティのために戦う」困難なチャレンジを自分個人に向けられたものではなく、組織を率いるという「自分の役割」に向けられたものとして捉える。個人的な感情や熱意が邪魔することもある
    大学のコアバリューを失わないために、新しいキャンパスを立てる時に、教員数のコミットを求められた(質を犠牲にすることがコアばユーに反したため、このPJを断念した)

    「ストーリーを語る」夢を伝えるためのストーリー、夢自体がストーリーであるビジネスプランに支えられている、これを信じて夢を実現した

    「真の成功とは何か、やろうとしたことをやる、やろうと希望したことをやる、苦労してやり遂げることですらなく、やる価値を持つことをやること」

  • 住む世界が違う人の話でピンとこなかったがそのステージまで上がればわかるかな

  • 謙虚さや真正さなど当たり前だがリーダーに必要な要素は他者との関わりの中で生きるもの。
    他者をいかに巻き込んでより大きな成果を出せるか。

  • 謙虚さと助けを求めることが十分できていないように思う。真のリーダーシップを考える際に生かしていきたい。
    奉仕としてのリーダーシップも大切であると感じた。
    このあたりを意識しながら行動に移していきたい。

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