- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478105917
感想・レビュー・書評
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ロゴセラピーについて、ストーリー仕立てで分かりやすく解説してくれている
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人生に迷ったときにぜひとも読みたい一冊。
フランクル心理学の内容を主人公とおじさんとの対話を通じてわかりやすく描写している。
フランクル心理学が収容所に収監された経験に基づくものであるため、苦悩に対する解決策がリアルに感じる。
フランクル心理学は①創造価値②体験価値③態度価値の3つをベースにしている。
創造価値→仕事を通じて誰かの役に立つ
体験価値→価値を受け取る
態度価値→宿命を引き受ける
いずれにしても自分のためという自我を捨て、誰かの幸せを願う
自己超越が必要となる。
また、苦悩を乗り越えていくための名言も多く登場し、自分の心の支えとなっている。
「人生が自分に意味を問いかけている」
「どんなに今が憂鬱でも未来には待っている人がいてすべきことがある。」
「苦悩する人は選ばれた人であり、苦悩を乗り越えていく責任がある」 -
最初はふざけてやがると思ったけど、
けっこういいことがたくさん書いてあったぞ。
アウシュビッツを経験しきりぬけたフランクルの思想は、現代の辛さよりもエグかったと思うし、現代の辛さを切り抜けるアドバイスがたくさん詰まってる。 -
ブラック企業に勤める青年と小さなおじさんの人生の意味を見つけていく物語。
創造価値→人に幸せを与える。
体験価値→価値を受け取る。
態度価値→宿命を引き受ける。
それぞれの価値を認めて受け入れていく必要がある。どんな状況になってもこの3つの価値観を大切にしたいと思う。
自分よりも人の幸せを願う意識が必要でその精神を持っている限り自分を見失うことはない。自分が人生に意味を求めるのではなく人生から課題を与えられている意識を持ち続けたい。
今までは自分本位に世の中を考えていたがこれからは人生から自分という存在を与えられていると意識していきたい。 -
生き方を考えるのが好きな人にはオススメの一冊。
内容もストーリー性があり、わかりやすくフランクルについて学べる名著だと思いました。
道に迷った時やつまづいた時にはこの本を開きたいです。 -
フランクルの教えをストーリー仕立てで伝えている本。
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期待した松山作品だったが哲学的な部分が多くちょっと難解な作品に思えた。主人公が貧しい夫婦のためYシャツを工面する部分が作品の中では大きなポイントとして描かれており、こういったエピソードは仕事ってよいなと思わせる。
作品自体は非現実的な小人(?)との会話で構成されておりたまにあるスタイル(ゾウが出てくるやつとか)で、難しいテーマを軽妙な味付けで表現するには向いているのかも。