東京医科歯科大学を首席卒業した名医が教える 世界の一流はなぜ歯に気をつかうのか 科学的に正しい歯のケア方法

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478106822

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったです。
    歯が全身の健康に関係しいていることや、歯周病がある種慢性炎症であることなど。免疫と炎症の進行の関係など。

  • 東京医科歯科大学を首席で卒業された歯科医師の方が書かれた、歯のメンテナンスに関する書籍。欧米との意識の差、歯の状態が全身の各種病気に影響している事、歯周病・虫歯の実態・治療法、日々のメンテナンス方法、歯に関する通説と医学的見解の差などについてわかりやすく説明されていた。
    欧米との歯科意識の差については、価値観の違いやマーケティングの要素があると思っていたが、歯のコンディションがQOL(定年後の後悔ランキングトップ)や各種病気に影響する事が明らかになっているので、歯に関するリテラシーを上げて、適切なメンテナンスを実施する必要があると思った。

  • ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 再読したい
    ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 再読しないが良かった
    ⭐︎⭐︎⭐︎ 普通

  • 自分を含む日本人が、いかに歯に対して無頓着であるかを痛感させられた。
    一生使えるオーラルケアのバイブルとして、自信を持って他人にもおすすめできる1冊。

  • 「歯」は育ち、教養、品格、自己管理能力の象徴

    鏡を見て歯磨きをする。
    歯と歯肉の間に向かって、斜め45°で毛先を向ける。

    五感の中で唯一、嗅覚情報だけは大脳辺緑系の海馬にダイレクトに伝達されるので、「口がくさい」と思われたら終わり。

    舌磨きは、奥から手前へと一方向にする。

    キシリトールガムは1日3回以上を目安とし、キシリトールが溶けた唾液をなるべく口の中にとどめ、口腔全体に行き渡らせるようにする。

  • 前半は日本人が歯並びや歯の健康に対して、諸外国に比べて無頓着であることが中心に書かれており
    恐怖心を煽られるような内容だった。
    後半は実践的で歯磨きのやり方や歯磨き粉の選び方、舌ブラシなど読んでいて面白かった。

  • 日本人の歯に対する意識の低さは確かに海外の人に比べて明らかに知識量含めて差があるので、一読しても全く損はない内容です。

  • 欧米人と日本人の歯に対する意識の違いを主題とする。
    私も歯に自信がない日本人だから耳の痛い話であった。

    確かに日本では歯医者とそれ以外の医者・病院を明確に区別している気がする。
    欧米では、歯は身体の一部と捉えているため、見た目の美しさを追求するのに加えて、歯の健康は=身体の健康と考えている。

    とりあえず今後は歯間ブラシと歯磨きを徹底して、一生自分の歯で物を食べることを目標にする。
    口内環境が悪いとあらゆる病気の原因になると言うから、3か月に1回の歯科検診も欠かさない。
    機会があればマウスピース矯正もトライしたい。
    自分の子供には早めに矯正をして歯ブラシも徹底させようと誓う。

  • 歯の治療について調べる中で。
    日本、海外、幅広い視点で書かれていてよかった。
    やっぱり、こどもの頃から、虫歯を作らない、歯を削らなくてすむ環境作りを。

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