新マーケティング原論 ──「売れる戦略」のシンプルな本質

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 118
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478107270

作品紹介・あらすじ

既存の理論や流行ツールにダマされるな。どんなに時代が変化しても、ずっと変わらない「モノが売れる原理」がわかる!

感想・レビュー・書評

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  • マーケティング関係の本を再び読み直していて、
    手に取った本。
    著者の津田さんには、学生時代に何冊か本を
    読ませて頂いた記憶があります。
    特にこの本は、とても勉強になったことを覚えています。

    ※「超」MBA式ロジカル問題解決
    https://booklog.jp/item/1/4569628133

    今回は、マーケティングがテーマで、
    著者のもともと強いと思われる論理思考を
    ふんだんに盛り込んだマーケティング本に
    なっているかと思います。
    ただし、しっかり原理原則を理解させたいという
    思いが強いからなのか、やや実践向きではない印象で、
    ちょっと冗長です。
    まぁこの辺は好みかなとも思うので、
    パラパラと本をめくってみて、
    自分好みだったら読んでみたらいいんじゃないかと思います。

    個人的には、マーケティングの定義と5Fの使い方が
    (本のメインパートではないですが)参考になりました。

  • 私自身はマーケティングのずぶの素人で、他にもマーケティングの基本だったり、4C、3C、SWOT、行動経済、心理学などの本を読んだが、本書はマーケティングを考える上で圧倒的に最高だと感じた。
    難しいマーケティング理論をいくつも知ってるより、そもそも何を実現するために何が必要か考えられる定義や仮説の立て方、実践の仕方を促す本書の内容を自分で考えられることが重要で、本書のみでマーケターとしての骨組みは出来るのでは?とも考えた。正に原論だと思う。
    数学で言えば、公式を何個も覚えていることより、その公式が何を意味していて、その証明法を説明出来るか、といった内容になると思う。
    本書の定義や考え方が絶対かは、それこそ自身で考える必要があるが、最も重要なメッセージは「とことん掘って考えることがマーケターの責務であること」だと感じた。
    ブルーオーシャンではなく、既存顧客に深化して考えることを薦めている点も勉強になった。

  • マーケティングの本はフレームワークか事例に寄りがちな中で、そもそもの定義を深堀っていくスタイルが腹落ちしやすくて良かった。

  • マーケティングの定義から始まり、マーケティングとは何かを論理的に筋道立ててスッキリと説明している。特に要素の因数分解は参考になる。

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