エフェクチュエーション 優れた起業家が実践する「5つの原則」
- ダイヤモンド社 (2023年8月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478110744
作品紹介・あらすじ
世界的経営学者、サラス・サラスバシー教授によってまとめられた優れた起業家の思考法、エフェクチュエーションの日本初の入門書
感想・レビュー・書評
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https://news.yahoo.co.jp/articles/446876a3d17b04caaa38d44ee2c4cd0eff231457
ダイアモンド オンラインで紹介されていた本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
考え過ぎ、な人にオススメな思考法が紹介されています.
一般的な進め方”コーゼーション”:市場調査などを通じて徹底した情報の収集と検証を行い、予測と計画を練り上げてから実行に移るというビジネスの進め方とは対局にある考え方.
<5つのフレームワーク>
1. Bird in Hand
2. Affordable Loss
3. Crazy Quilt
4. Lemonade
5. Pilot in the Plane
端的にまとめると、未来思考ではなく現在に着目して進めることを目的としている方法.考え過ぎ、行動できていない、やりたいことに向かって進められない、という方には最適な思考法と言えます.
この本の思考法は良いのですが、取り扱っている例が良くないと感じます.起業家の共通点として発掘された思考法であれば、最近の事例や0→1のタスクにフォーカスして記載してほしかった.登場する事例が、誰もが知るものであったり、昔すぎる話が多いです.この例を扱うと、このフレームワークへ当てはめただけでは?という印象が否めないです. -
なるほど。
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職場で薦められて読みました。
起業家でなくとも、日常的な思考方法の一つとして、自覚し意図的に使えるようになると生活のなかで選択肢が増えると感じます。
本書の最後にもありましたが、きっと子育てにも応用できる。
個人的には「許容可能な損失」を見極めるというのが印象的でした! -
エフクチュエーション自体は初めて聞いた言葉ではあるが、わかりやすく(ただし知らない用語が多く出てくるため、少し受け入れるのに時間がかかるが)コーゼーションとの違いも書かれており、二回ほど読むと理解できる。
自分の今の手持ちカードから広げていく手法とも取れるため、起業家と大企業内での新規事業創出する人との考え方の違い、みたいなふうに理解するとよいかもしれない。興味ある人は一読をおすすめする -
エフェクチュエーションの5つの原則と、それを適用した事例の紹介。手中の鳥からクレイジーキルトの原則までの一連の流れと全体に共通する飛行機のパイロットの原則を難しくない表現と身近な実例で説明されていた。
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業務に取り組む新たな道筋。自分の考え方は、凝り固まっていた。柔軟な思考を持たせてくれる。おわりに、にあったコーゼーション(論理思考)という縛られた思考からの解放、がまさに今の自分に当てはまる。自分もやってみようとワクワクする。
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コーゼーションとエフェクチュテーションの対比はわかりやすかったが、スタートアップで働く人からすると既知の内容。
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配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10275543 -
自分の手持ちの資源で何ができるか?
予測が難しく、変化の激しい今の環境だからこそ目的から逆算してやるのではなく、今持っているものにいろいろな偶然の出来事、出会いを組み合わせて行動を起こしていくプロセスが体系的に書かれていて良書だった。
普段気づかずに実践していることも多いが、改めて意識するとさらに効果ありそう。