リモート経理完全マニュアル 小さな会社にお金を残す87のノウハウ

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478112465

作品紹介・あらすじ

「リモート経理」に焦点を当てた企画を提案します。
この「リモート経理」こそが 会社、社長、社員が生き残るための鍵となります。
なぜリモート経理か。リモート経理によって、経理を「いつでもどこでも誰でもできる」ようにしておかないと、本当の意味で経理を経営に活用することができないからです。

・特定のタイミングでしか経理ができない。
・会社に行かないと経理ができない。
・経理担当者じゃないと経理がわからない。

これでは、経理を経営に活かすことなどできません。会社のお金を守るために今こそ経理に向き合ってみましょう。この緊急時だからこそ経理と向き合うことができます。

このコロナ禍だからこそ、経営のスピードを上げる必要があるのです。経営のスピードに必要なのは、経理という羅針盤。リモート経理で、その経理のスピードを上げることができ、意思決定につなげることができます。
また、コロナ後は、売上が減る可能性が高いでしょう。これまでのように右肩上がりで成長を目指す時代ではなく、無駄を省き、筋肉質な経営を目指さなければいけません。そのために必要な経理コストを下げておきたいものです。リモート経理では、その経理コストを下げることができます。

本書は、「いつでも・どこでも ・誰でも」経理ができるようになる環境作りから、具体的な経理の流れ、そしてコロナ禍を踏まえた財務対策までを解説したものです。

感想・レビュー・書評

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  • リモートワークを目的とはしないが、ペーパーレスのため小口申請と支払申請の電子化することになったので、購入。紙を減らすことによって作業時間の短縮、安全性の確保、紙の置場所問題の解決など良いことずくめです。また、リモートワークに特化しているだけでなく、経理が効率的に仕事をする基本的な技術まで書いてありとても勉強になりました。2024年に完全思考される電子帳簿保存法に備え、何度でも読み返して社内経理のDX化を推進していきたいです。

  • 会計ソフトについて学んでみようと思う

  • 上司から経理のDXを進めるために意見を聞かせて、と言われて勉強のためにこちらを読みました。「経理担当者はコツコツ真面目タイプ、反面変化を嫌う」まさに私はこのタイプ。今回も面倒な事言い出したなー、としか思えませんでした。でも自分のためにも進めていかないとなー。

  •  テレワーク環境が整っていない弊社経理。週1、いや週半日だけでいいからテレワークがしたい。環境構築のヒントが欲しくて購入。

     小さな会社向けなので飛ばした章もそこそこあったが、紙やハンコ、現金のやりとりをなくすための方法や、作業効率が上がる方法が紹介されてある。未だにFAXで来るものはなくすように相手先に連絡しようと思ったし、"phraze express"やRPAの活用事例が参考になった。

    この本に書いてあるように、週1,半日だけでもテレワークをしてみれば、何が足りないか、何があったほうがいいかがわかるはず。本書を参考に環境構築をしながら、機を見てテレワークの提案をしてみたい。

  • freeeを導入したが、もう少しうまく使いたいと思ってこの本を読んだ。freeeだけで完結させるのではなく、Excelなどを併用してより効率化させる方法は役に立った。
    コミュニケーションなどリモート経理を成立させるための幅広いアドバイスが満載。
    仕事内容や立場によって、要不要の項目があると思うので、自分の必要なところだけでもかいつまんで読むといいと思う。

  • どんなパソコンや周辺ツールを使うと良いかというイントロのところかから、実務での細かいノウハウまで網羅されていて、読んでよかったです。
    マニュアルの動画化は「やる勇気」さえもてれば効率的で良さそう。
    事務仕事のマニュアルもこれからはどんどん動画になっていくんだろうな…

  • リモート経理の導入から運用へ向けてのマニュアル。freeeのtipsが役に立った。時折読み返したい。

  • 謄本、ダイレクト納付とかは役に立った。あとゆうちょ。

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著者プロフィール

井ノ上 陽一(いのうえ・よういち)
1972年大阪府生まれ。宮崎県育ち。
「経理業務の効率化」「会計とITの融合」を得意とする税理士。大学卒業後、総務省統計局に勤務し、数字の分析手法とITスキルを学ぶ。しかし、「独立して、数字とITで社会貢献したい」という思いから、税理士受験に挑戦。見事合格し、税理士資格を取得。2007年に独立を果たす。
「経理は難しくない! ひとり社長でもできる!」をモットーに、ITを駆使した効率の良い経理を経営者に伝えている。目標は、手書き伝票を使う、手間をかけすぎるといった「経理の古い慣習」を変えること。
業務効率化を得意とし、あるクライアントでは、Excelによる業務管理システムの導入とペーパーレス化の推進により、年間240時間分の業務を削減した。
税理士業務に加えて、セミナー・執筆などを通じて、「数字」「お金」「時間」「IT」に関する悩みを解決し、新しいワークスタイルを提案している。

「2023年 『【インボイス対応版】ひとり社長の経理の基本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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