ぶっちゃけ相続「手続大全」 相続専門YouTuber税理士が「亡くなった後の全手続」をとことん詳しく教えます!
- ダイヤモンド社 (2021年12月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478113363
作品紹介・あらすじ
7刷38000部『ぶっちゃけ相続』の姉妹本!
めんどくさくて複雑な「相続手続」を完全網羅!
本書は、相続専門YouTuber税理士が、複雑な相続手続のポイントを詳しく解説するものです。
著者は、相続専門税理士YouTuberの橘慶太氏。5000人以上の相続税の相談に乗ってきた経験を活かしたわかりやすい説明が評判となり、相続という超ニッチジャンルながらも、YouTubeの登録者は6.4万人を超えています。
前著『ぶっちゃけ相続』は、「相続発生までまだ時間のある人」や「網羅的に相続を学び、時間を書けて対策を考えたい人」向けですが、本書は、「相続が実際に発生して、何から手をつけていいかわからない人」向けです。
「相続手続き・書類の書き方」を解説している本は数多く出ていますが、教科書的で真面目で、編集上の工夫の余地はまだまだ残されています。
・やばい葬儀社、3つの判断ポイント
・死亡診断書のコピーは5部以上とるべき
・最大7万円もらえる葬祭費(埋葬料)
・あなたはもらえる? 遺族年金の超基本
・不動産の評価はめちゃくちゃもめる
・相続税はクレジットカードで払える
『ぶっちゃけ相続』のコンセプトを踏襲した、わかりやすく、面白い相続手続書です。
感想・レビュー・書評
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今回は自分に関係がありそうな部分だけを読んでみました。
全体像を知るのには良かったと思います。
前著も読んでみようと思います。
少しずつ相続についてこれから学んでいこうと思っているので最初の本にこちらの本を選んで良かったと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
分かりやすく書かれていて参考になります。順番逆になったけど「ぶっちゃけ相続」も読みます。
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2023.08.26
母の不動産をいつか相続することになるので、基本的な知識を身につけたいなと思い読みやすそうだったので借りてみました。
相続人は私1人しかいないので争族にはならないですが、相続税は節約したい…
今読んでも難しすぎてよくわからなかったのでどういう相続をしたら相続税を節約できるかは母の生前に、専門家に頼んでおかないとなあと思いました。今から少しずつ知識を蓄えて損しないようにしなければ…。 -
大変すぎて絶望する。
全部書類で全国的に増えると考えると負担が半端ない。
ゲームでもこんなにややこしいのないし、期限あるし、リセットしづらい。
覚えることも難しく、国レベルで何とかしないいけない状態に思えた。
この手の本を準備して、備えないと厳しい。 -
[荒川区図書館]
ネットで検索していてこの本の前書?メイン本?の方を見かけて知った、こちらはその実手続き書で面白そう。一緒に売れている本として、直近に知った曽根恵子さんの「はじめての相続」、家族信託について調べた際に見かけた「はじめての家族信託」も紹介されていた。「相続」そのものではなく、副題にあるように、「亡くなった後の全手続き」が書かれている模様。
今回ざっと一読みした際に気になったのは下記の数か所。
でも成年後見制度や家族信託のあたりは行政書士などから多少勉強できていたりしてなんとなく知っていることでも、まだまだ自分一人で説明することはできないし、相続の方は合間にチラ見していることもあってか未成年者への特別代理人のこととか、初出なのか?言われてもピンとこない項目なども多々。
まだ読み物のように流し読みする段階なのでこれでも十分色々知らないことが出てくるし、この程度の説明でも結構いっぱいいっぱい。恐らくこれの前書や、「これ一冊で安心 相続の諸手続き・届出・税金のすべて20-21年版」などと合わせて、読むだけでなく、模擬的に何度も読んで実践してみるのがいいんだろうな。
■46 あらゆる手続きに大活躍!法廷相続情報一覧図を取得!
・法定相続情報一覧図:https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/page7_000015.html
※相続人の住所欄は任意となっているが、相続陶器などで使用する際には住所は必須
※相続人の住所を記載する場合には住民票の取得が必要。その際、本籍地、マイナンバーの記載は任意で、マイナンバーはない方が望ましい!!
※個人の住所の証明には「住民票の除票」が必要。
・申出書の記入と登記所へ申出(STEP3):https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/page7_000014.html
■62 自分でできる!相続税申告書の書き方とポイント
・国税庁>相続税の申告要否判定コーナー:https://www.keisan.nta.go.jp/sozoku/yohihantei/top
※「小規模宅地等の特例」「配属者の税額軽減」の計算等ができるし申告書に書き込むべき具体的な金額等は算出されるが、所得税の確定申告書と異なり、申告書そのものの作成までは対応していないので注意。
■76 契約書を失くすと大損する!?譲渡所得の5%ルールに要注意!
「売却金額と比較する購入金額」は、「相続した時の価格」ではなく、「故人が買ってきたときの金額」を採用する⇒先祖代々の土地など、昔購入した土地については、非常に低い金額のため、現代で売ると譲渡所得が大きくなり、多額の所得税と住民税が発生する。
■77 相続した財産は3年10か月以内に売ると節税できる
指定期間内に売却できると、その取得費に「収めた相続税の半分」を加算できるため、譲渡所得(≒売却金、儲け)を減算でき、税負担を減らせる。
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第1章 大切な人を亡くした直後の手続(相続開始~14日後)
・死亡診断書のコピーは5部以上取る!
・年金の受給停止手続は放置すると大問題に
・納め過ぎた介護保険料は返してもらおう!
第2章 少し落ち着いてからの手続(相続開始~3か月後)
・あなたはもらえる? 遺族年金の超基本
・故人がもらうはずだった高額療養費の申請
・延滞税がつく? 準確定申告も忘れずに!
第3章 遺産分けの手続(相続開始~6か月後)
・遺言書をすぐに開封すると5万円の過料!?
・争族になったら? 遺産分割調停の手続
・トラブル多発! 不動産の評価額問題!
第4章 名義変更の手続(相続開始~6か月後)
・相続手続に戸籍は必須。取得方法を解説
・相続登記義務化のペナルティを避ける方法
・自分でできる! 不動産の名義変更
第5章 相続税の手続(相続開始~10か月後)
・税務署から「この手紙」が来たら注意!
・相続税申告の必要書類と注意点
・税務調査で質問されること8選
第6章 特殊相続の手続(相続開始~1年以降)
・認知症の相続人がいるときの相続手続
・未成年の孫を養子にするときは要注意!
・遺産を寄付するなら、相続税は非課税?
第7章 相続財産の売却手続(相続開始~1年以降)
・契約書を失くすと大損する!? 5%ルール
・自宅売却の特例! 3000万円の特別控除
・相続した不動産を焦って売ってはいけない -
第一弾があったのを知らなかった。まず備えたい、という人向けは第一弾で、こちらの第二弾は、より実践向きな、現時点で身内で亡くなった人がいる方向け。
細かくケースを書いているのでわかりやすい。 -
他の本では書いていないような知りたい情報が載っている一方で、おいおい、?????という記述も目立つ。
ぶっちゃけシリーズ一冊目よりも、内容はちょっと落ちるし、別の本買ったほうがいいかも。
これ読むと、一冊目も怪しいんじゃないかと思ってしまう。