- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478114797
作品紹介・あらすじ
【限られた時間でムダに戦わずやりたいことをやる技術】
サラリーマンでありながら、「オールナイトニッポン0」のラジオパーソナリティをつとめ、ファンイベントを行えばリアルで5000人が集まってしまう、45歳のフツウのようでフツウじゃない、いま話題の佐久間宣行が教える、誰とも戦わず、好きなことで効率的に成果を出す62の仕事術。
熱狂的ファンをもつ「ゴッドタン」「あちこちオードリー」などの他、ドラマのプロデュースも手掛け、2021年4月にテレビ東京を退社。独立後もまれに見る円満退社で、引き続きテレビ東京の番組プロデュースを続ける佐久間プロデューサー。「なんでこんなに好きなことばかりできるのか?」「なぜ敵がいないのか?」「なぜ熱狂的なファンをつくることができるのか?」「どうしてネタ切れせず、これだけの仕事をこなせるのか?」。その秘密を62の項目にわけて公開します。
「限られた時間」と「自分の得意」で付加価値を生み、ムダなことはやらずにコスパよく、ムダに戦わずして、ラクして速く成果を出すための力の入れ方、力の抜き方。
天才ではなくフツウの人こそマネすれば、一目置かれる人になる!
佐久間宣行が22年のサラリーマン人生の集大成として本気で書いたビジネス書。
特別ではない人こそ特別になれる1冊です。
感想・レビュー・書評
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仕事を頑張っている現代人向けに優しく書かれた啓発本です。言い方を変えれば成功体験本ですかね。
・自分のエゴを満たす為に仕事のやり方を変えていく。
・上司が仕事を楽しんでいないと部下も楽しめない。
仕事を始めたばかりの頃に、自分自身が上司になったらこうなりたいと考えていたものが書かれていたので、えらく共感してしまいました。読み込みやすかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
佐久間さんのラジオが好きで、全部聴いているのですが、赤裸々にここまで、企画のアイデアについての考えを描かれているのがビックリしました。
ここまで、ヒットさせるコンテンツ、番組、企画
などのアイデア等を実現するまでの過程を、知れて良かったです。
佐久間さんのオススメの本や銭湯まで記載されていて、佐久間さんファンには是非読んで欲しいし、難しいイメージがあるビジネス本なんですが、今作は、とても読みやすくて、ビジネス本初心者でも読めると思います。 -
ビジネス書や自己啓発本の類で100%全肯定できることはまずあり得ないし、それはそうであるべきだと思っている。この本も例外ではないけれど、比較的すんなりと批判的にならずに受け入れられるメッセージが多かった。まあ、他の本にもよく書いてあるような最大公約数的なメッセージが多いからなのかもしれないけど。
メッセージは全部で70くらい?に分かれていて、一つ一つは2,3ページしかないからすぐ読める。もう少し一つ一つに紙面を割いてもよかったんじゃないかな、と思えなくもない。
ただし大体のメッセージは被っている。「対人コミュニケーションを大事にしよう」「自分のカラーを大事にしよう」「小さな仕事も誠実に真面目にやろう」等々。全部当然に大事だなあ。
あと、個人のミスを責めるのではなく仕組みを反省しよう、というのは一つ前に読んだ『とにかく仕組み化』と全く同じメッセージだった。 -
1.最近、youtubeでよく見るチャンネルだったので、佐久間さんのことを知りたいと思い、購入しました。
2.テレ東で22年間勤めてきた著者自身が実践してきた仕事のやり方について書かれています。「たかが仕事」と割り切っているので、ドライな性格ではあるものの、自分が面白いと思うことを視聴者に届ける努力は怠らないという熱い一面もあります。自分がやりたいようにやるためにはどうすればいいのかを書かれた本です。
3.企画はインプットの量で決まる、嫌いな人とのコミュニケーションの仕方等、書いてあることは基本的にはどの本と似たり寄ったりの内容です。しかし、佐久間さんを通して書かれた言葉になっているので、より説得力を増したり、やる気にさせたりしてくれます。
私自身、ラジオパーソナリティをはじめ、企画側に回りました。そして、イベント活動にも参加しており、見本として、このような人がいてくれたことがとても嬉しいです。
「どういう企画が当たるかということがわからない以上、自分をコツコツ磨いて、仮説と検証を繰り返していくしかない」という内容があったので諦めずに企画を練り続けていきたいと思います。 -
オールナイトフジ子
テレ東出身の佐久間さん著
数多のヒット番組を作ってきた人の格言的とプチ自慢が披露されてました。
真新しい考え方やテクニックや思想は少なかったけど、「あっ、それは大事なことだねと」忘れてた対人対応をいくつか思い出すことができたので、◯ -
元テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏が自身の仕事術について書かれた本である。
私はテレビ好きのラジオ好きであるためこの本を知った。
はじめは佐久間氏のラジオリスナーなので応援の意味も込め購入し読んでいたが、読み進めるにつれ優秀なビジネス書・自己啓発書であることにとても驚いた。一読し直ぐにメモをとりながらじっくり頭から読み返しをするほどであった。
この本の何が優れているのか。
それは普通のサラリーマンが同じような悩みを持つ社会人や若い社会人に向けて書いてあるという点である。
もちろん佐久間氏はとても優秀なビジネスマンであるのは百も承知だが、
他の成功した経営者や自己啓発講師のような高い志だけが書かれたものではなく、本当に自分が経験したことや考えていることが普通の人の目線で書かれている。
共感したり、真似したり、取り入れたりしやすい内容がたくさんある。
中には上司との関わり方や嫌いな人との関わり方など、誰もが悩むちょっとしたことも書かれている。
中身を書くと妨げになるので避けるが、本著に書かれていることまずは1つ2つでも明日から心がけていくことで何かもう少し生きやすくなるんじゃないかと感じる。
また仕事ができる以前に、人間としてできた人であることが大切だと気づかせてくれた。
定期的に読んでその時々のバイブルとなる一冊だと思う。 -
元テレビ東京社員で、今はフリーのテレビプロデューサーとして活躍している。本人がすでに敏腕プロデューサーとして有名で、NetflixやNewsPicksにも出演していたので、拝読した。
それまであまり演出側は気にしたことがなかったが、編集の力でまったく違うものになると知った。後付けだから、これを読んでも自分の参考にはならないなと思うけど、やってきた実績はすごいなと思う。
人と同じところを進むのではなく、人とは違う自分の活かせるところを探す。 -
考え方は理解できました。
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ビジネス書グランプリ2023総合グランプリ・自己啓発部門賞
ということで、読んでみました。
佐久間宣行さんは勤労感謝の日に生まれ
テレビプロデューサー、ラジオパーソナリティとして
活躍されているそうです。
全部読んだら良いと思いますが、私の好きなのはここ。
経験上、そうだなと思いましたので。
〈運をバカにしてはいけない。
究極的に仕事はすべて、運で決まる〉
〈いろんな分野でトップに立った人たちのインタビューを読んでみても、異口同音に「自分は運がいい」と書かれている〉
〈僕は運とは、信用の積み重ねだと思っている〉
〈運は愛想と誠実さによって架けられた
「信用」という名の橋を渡ってやってくる。
だから愛想の悪い人は信用を得られないし、運も来ない〉
〈雑な仕事をしないことも運につながる〉
〈運が通るための「信用の橋」をコツコツと架けておけば
忘れたころに
「こんなところからやってきたのか!」と
おどろくような来訪があるだろう〉 -
会社での処世術が余すことなく紹介されている。大切なのは障壁なく仕事ができる環境を手に入れること。
どれも納得できた。特に以下は今後肝に銘じたい。
・仕事の相談は話を聞いてほしい人ではなくその問題を解決できそうな人を選ぶ。相談でやりがちなミスは、1〜2年次上の先輩に相談すること。自分とたいして人生経験も職務経験も変わらない人に、悩み相談という名の愚痴をダラダラ聞いてもらっても意味はない。
相談のゴールは愚痴への共感ではなく問題解決。
・人はメンツで動いている。メンツの地雷だけは踏んではいけない。相手のメンツを潰すと回り回って自分が損をする。相手を立てる。